本気で遊びたいならコレだ! ロンジンの「手動巻き飛返計時」は、真のマニアのための選択肢

世界有数の規模を誇る名門時計ブランド・ロンジン。そのラインナップは、各価格帯における大衆向けモデルだけではありません。むしろ、ここ最近のロンジンの真骨頂は、「手動巻き飛返計時」といった、マニア垂涎の「ニッチかつハードコア」なモデルを、比較的手が届く価格で提供している点にあります。
約8万円で味わえる「飛返計時」とは?
今回ご紹介するのは、「先行者シリーズ(Spirit)」に登場した飛返計時「手動巻きモデル」です。
ステンレススチールケース、サイズは39.5mm。価格はレザーストラップモデルが38,900元(約80万円)、ステンレススチールブレスレットモデルが40,600元(約83万円)です。
ご存知の通り、ロンジンは2020年に航空機器と復刻時計への敬意から生まれた「先行者シリーズ」を発表して以来、同ブランドの看板モデル・高級ラインとして確立してきました。
その中でも、最もハイエンドな存在がこの「飛返計時」モデルです。そのハードコアさはどこまでかというと、一般的に「飛返機能(フライングバック)」は、ロレックスやオメガの通常のクロノグラフには備わっておらず、宝珀やオーデマピゲといった上位ブランドのモデルにこそ見られる、いわば「高級装備」です。
そんな高級装備を、ロンジンは約8万円という驚異的な価格で提供しているのです。これこそが、まさに「ハードコア」たる所以です。
「手動巻きモデル」がマニア受けする理由
2023年に発表された先行者飛返計時「自動巻きモデル」が、大衆的な使い勝手を追求したモデルだとすれば、今年(2025年)に登場したこの「手動巻きモデル」は、真の時計愛好家(マニア)に向けて作られた一台です。
まず何よりの変更点は、サイズダウンです。
39.5mm × 厚さ13.4mmというサイズは、クロノグラフとしては非常にコンパクトかつ薄型。対照的に、2023年の自動巻きモデルは42mm × 17mmの厚みがありました。見た目は似ていても、そのフィット感は全く別物です。
デザインのこだわり:より一層の「復刻感」へ
見た目の違いも見逃せません。
新デザインのセラミックベゼル:
以前のモデルにはあった「小さな四角形の目盛り」が廃され、ベゼルには45、30、15という「逆数(カウントダウン)」の数字が配されています。もちろん、セラミック素材で夜光処理も施されています。
文字盤の変更:
先行者シリーズのシンボルである「五星マーク(五つ星)」は省かれ、代わりに「天文台公式認定(CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED)」の文字が。また、ケースサイズが小さくなったことで、3時と9時のサブダイヤルが文字盤外周のアラビア数字(2、4、8、10)の一部を覆うように配置されています。
箱型サファイアガラス:
文字盤全体はゴールドトーンで統一され、それに相応しく箱型(エクスクーバー)のサファイアクリスタルガラスが採用されています。これにより、昔の時計のような、独特の復刻感あふれる佇まいが実現しました。
こだわりの「手動巻きムーブメント」
裏返して見ると、そのコンパクトさの秘密が明らかになります。
L792.4 手動巻きムーブメントを搭載。これは、自動巻きモデルに搭載されていたL791から自動巻き機構(ローター)を取り払い、厚みを大幅に削減したモデルです。
ムーブメントの見どころ:上層のブリッジにはジネーブストライプ(波模様)が施され、青色のカラムホイール(柱状輪)や青焼きネジが顔をのぞかせています。
高級機構:アンチショック機構には「双T避震器」を採用。振り子(テンプ)は無卡度(デトネーター)式で、シリコン製遊丝を備え、高い耐磁性能を維持しています。
ちなみに、この手動巻きモデルには「時計表示盤」が省かれています(30分計とスモールセコンドのみ)。これは、飛行士が航続時間を計測する際、30分もあれば十分だったという当時の航空事情を再現しているためです。
総括:ハードコアな1選
公価約8万円という価格帯で、この「手動巻き+飛返計時」という組み合わせを提供するブランドは他にありません。
ステンレススチールブレスレットモデルは、新設計の微調整機構付きフォールディングクラスプ(折り畳み式バックル)を採用しており、着け心地も非常に洗練されています。
ロンジンは近年、この「先行者シリーズ」を通じて、金無垢モデルや包金モデルなど、高価値モデルの投入を増やしています。そんな中で、この手動巻き飛返計時モデルは、機能主義と復刻美学が見事に融合した、「本気の遊び心」を持った一台だと言えるでしょう。

ジャガー・ルクルト Olivecoatがレベルソ誕生の物語を再び紡ぐ「メイド・オブ・メーカーズ™」プログラムの最新コラボレーションを発表します。

レベルソの誕生を称える、ジャガー・ルクルトの 「メイド・オブ・メーカーズ™」プログラムによる新しいコラボレーションは、ウェブコミックデザイナー OLIVECOAT

クラシックアートの限界に挑戦
「メイド・オブ・メーカーズ™」プログラムは、ウォッチメイキングとアートの世界を結びつけ、 創造性、専門性、精度というジャガー・ルクルトの価値観を共有する時計製造以外の分野のアーティスト、デザイナー、職人とのコラボレーションを促進しています。このプログラムでは、クラシックアートを変化のないもの、あるいは過去に縛られたものとして捉えるのではなく、その絶え間ない 改革を強調し、今日の創造性を導き出す源泉として称えることに挑戦します。今日クラシックと呼ばれるものが発表当初は前衛的だと見なされていたのと同様、「メイド・オブ・メーカーズ™」プログラムでは、伝統的な形式や技法が、新しい素材やメディアによってどのように再構成されるかを探求し、過去と現在の対話に新たな視点を提供します。ジャガー・ルクルトの時計職人のように、アーティストたちは限界を押し広げ、新たな地平を開拓しながらも、創造性の基盤としての伝統を尊重し、時計製造とクラシックアートの両方がいかに人間の創造性を表現し、時代の文化を反映して、感情を引き起こすかを浮き彫りにしています。

今日までに、「メイド・オブ・メーカーズ™」コミュニティには、アーティストのザイムーン(スイス)、マイケル・マーフィー(米国)、ギヨーム・マルマン(フランス)、レタリングアーティストのアレックス・トロシュート(スペイン/米国)、パティシエのニーナ・メタイエ(フランス)、ミクソロジスト(バーテンダー)のマティアス・ジルー(フランス)、デジタルメディアアーティストのイーユン・カン(韓国)、ミュージシャンのTØKIO M¥ERS(英国)、マルチメディアアーティストのブレンディ・ワイディンガー(米国)、シェフのヒマンシュ・サイニ(インド)、ストリートライトペインターのロイ・ワン(中国)、調香師のニコラ・ボンヌヴィル(フランス)、デザイナーのハリド・シャファール(UAE)、シェフ・ショコラティエのマチュー・ダヴォワンヌ(フランス/スイス)、アニメーション映画監督のジャッキー・ワン(中国)が登場し、現代ビジュアルアート、ガストロノミー、音楽、香水の世界を展開してきました。今回、Olivecoat(フィリピン)との新たなコラボレーションにより、「メイド・オブ・メーカーズ™」のポートフォリオにウェブデザイン作品が加わりました。

[「メイド・オブ・メーカーズ™」]
「メイド・オブ・メーカーズ™」プログラムは、ウォッチメイキング以外のさまざまな分野のアーティスト、デザイナー、職人たちのコミュニティを一つにまとめます。ウォッチメイキングとアートの間に存在する対話を拡大するこのプログラムは、創造性、専門性、精度といったジャガー・ルクルトを常に定義してきた基本原則を土台としています。このプログラムは、ジャガー・ルクルトの価値を共有し、さまざまに異なる、時には予期せぬ素材や媒体を通じて、表現の新しい形を探求する作品作りをしているワールドクラスのクリエイターたちにフォーカスしています。毎年、ジャガー・ルクルトが世界各地で開催する展覧会に、プログラムを通じて制作された新作が登場し、選ばれたテーマを発展させ、観客がアートや技巧、デザインに関する幅広い話題に加わる新しい機会を作り出します。

現代の視線で描く第9の芸術
コミックストリップは、20世紀半ばにフランス語圏で生まれたバンド・デシネに起源を持つ現代のポップカルチャー現象として広く見なされている一方、連続した絵で物語を語る芸術であるアメリカのスーパーヒーローや日本の漫画は、先史時代の洞窟壁画、ローマ時代の記念碑のレリーフ、中世の挿絵付き写本にまで遡ることができます。
現代漫画の父として認識されているスイスの教師であり、作家、風刺画家であるロドルフ・テプフェールは、19世紀半ばに、吹き出しやオノマトペを初めて用いた枠付きの連続スケッチを発表しました。1964年、フランスの批評家クロード・ベイリーは、「第9の芸術」(neuvième art)という用語を提唱し、漫画を美術の正統な範疇に位置づけました。この文化的認知は、2009年にルーブル美術館が「第9の芸術」をテーマに展覧会を開催したことで改めて確認されました。今日、ウェブコミック(主要なプラットフォームの名前にちなんでウェブトゥーンとも呼ばれる)は、モバイルデバイスに最適化された縦スクロールの連載コミックによって、デジタル画面を通してこのアートを再解釈しています。

ウェブコミックデザイナー
フィリピンのセブ島を拠点に活動するウェブコミックデザイナー、Olivecoatは、手描き、象徴主義、ストーリーテリングといった古典的なコミックのコードと、現代的なデジタルコラージュや実験的なビジュアルを融合させています。ウェブコミック界の才能ある新進気鋭のアーティストであるOlivecoatの作品は、想像力豊かな物語、優しいキャラクターとのやりとり、自意識過剰なユーモアを、独特のパステルカラーと丁寧に作り込まれたコマと組み合わせた表現が特徴的です。

Olivecoatにとって、ストーリーテリングは工芸を超越したものであり、人とつながり、内省し、微細な人間の真実を明らかにする手段です。彼女の作品は、登場人物がまるで実在の人物のように感じられる物語にインスパイアされ、本物のキャラクターダイナミクスに深く根ざしています。「キャラクターダイナミクスが、ページ上のキャラクターというより、まるで現実の人間のように肉付けされているように感じられる番組を観るのが好きで、それが私を突き動かしているのだと思います」と彼女は説明します。「私は常に自分の物語を通して、どのように読者とつながり、彼らが理解されていると感じているかについて、フィードバックを読んでいます。コメントには、『これが普遍的な経験だとは思わなかったが、深く心に響いた』などがあり、それがクリエイターとしてのモチベーションを高めてくれます。」

永遠のアイコンを新たなレンズで語る
ジャガー・ルクルトがOlivecoatに依頼したレベルソのウェブコミックは、ブランドを象徴するタイムピースの一つに新たな視点をもたらすことを目的に、伝統、革新、芸術的な融合を一つにします。現代的なビジュアルストーリーテリングのレンズを通して、このデジタルプロジェクトはレベルソが生まれた本質を捉えつつ、文化やプラットフォームを超えた新たな読者層を魅了します。

アーカイブにインスパイアされたフィクション:レベルソの豊かな歴史的遺産から着想を得たウェブコミックは、その誕生の物語をドラマチックに描き、アーカイブに基づく事実を魅力的なフィクションへと変化させ、より幅広い読者を高級時計製造の世界へと誘います。

東洋的に解釈した西洋の物語:漫画のような東洋の視覚的伝統に影響を受けたグラフィックスタイルによって、レベルソの物語は新鮮な視覚言語を通して再解釈されています。東洋と西洋が出会うというこのアプローチは、2つの文化、2つの美学、そして2つの物語のテンポの間にダイナミックな 対話を生み出します。

時計製造のウェブコミック:このプロジェクトは、モバイルプラットフォーム向けに制作された縦スクロールの連載コミックとして、時計製造のクラフツマンシップをデジタルネイティブのストーリーテリングの領域に持ち込み、第9の芸術の古典的なコードを現代的なフォーマットで蘇らせます。

物語、映像文化、デジタルメディアの革新的な融合を通して、レベルソのウェブコミックは、時計製造のアイコンの遺産を称えるとともに、スクロールするたびに新しい世代の読者に語りかけます。

偉大な物語のメイキング
Olivecoatがジャガー・ルクルトのために制作したレベルソのウェブコミックは、時間、場所、行動という古典的な統一性をエレガントに響かせながら、説得力のあるストーリーテリングの真髄を体現しています。
時代の中のひとコマ:活気あふれる狂騒の20年代と、レベルソ・ウォッチが誕生した記念すべき1931年を背景に、歴史の転換点を捉えています。

場所の感覚:物語は、読者をシームレスに2つの象徴的な場所へと誘います。1つは、時計の革新的なリバーシブルケースの着想源となったインドのポロ競技場、そして2つ目は、クラフツマンシップと精密さによってビジョンに命が吹き込まれるル・サンティエの名高い工房です。

キャラクターの定義:このウェブコミックは、先見の明を持つ起業家セザール・ド・トレーと熟練した時計職人ジャック=ダヴィド・ルクルトという魅力的なキャラクターを中心に、創造性、コラボレーション、不朽の遺産といった時代を超えた物語を描いています。
このアイコン、物語、伝統の融合は、コミックの芸術にもレベルソの精神にも敬意を表するストー リーテリング体験を生み出します。

Olivecoatのウェブコミック『REVERSO』は、2025年10月17日にオンラインで一般公開予定。印刷形式でも製作され、ジャガー・ルクルトから特定のお客様やコレクターへ贈呈されます。

「ウェブコミックデザイナーのOlivecoatとコラボレーションができて光栄です」と、ジャガー・ ルクルトCEOのジェローム・ランベールは述べています。「彼女は生来の才能と独学で培った技を駆使し、古典的な技法を現代的な視点で再解釈するため、『メイド・オブ・メーカーズ™』プログラムにぴったりです。時代を超越した美学と洗練されたストーリーテリングに対する彼女のコミットメントは、ジャガー・ルクルトの価値観と深く共鳴し、彼女はこのプログラムの自然な創造的代弁者となり、クラフツマンシップと革新性を称えるのにふさわしい存在となっています。」

[OLIVECOAT]
フィリピンのセブ島で生まれ、現在も同じ地で活動しているOlivecoatは、ウェブコミック(ウェブトゥーンとも呼ばれる)の世界の新星として認識されています。独学で学んだ彼女の繊細でありながら表現力豊かなアートスタイルは、強い物語の感覚と融合し、世界中で熱狂的なファンを獲得しています。彼女は13歳のとき、感情の探求として、また想像の中に安全な空間を作り出す方法として絵を描き始めました。妹と一緒に、その後4年間かけて初の公開ウェブトゥーン『Honbarian』となる作品の草稿を作り上げました。しかし、彼女はまず、 プロとして回り道をします。インテリアデザインを専攻して卒業し、10年間デザイン事務所を経営して成功しましたが、これは、空間感覚と視覚的構成力を磨く経験となりました。新型コロナウイルスによるロックダウンによって、世界中で活動がストップした時、彼女は初心に戻り、古いiPadを手に取り再び絵を描き始めました。それはただ、10代の頃の物語を完結させるためのものでした。しかし、2021年、Webtoon Canvasで『Honbarian』の第1話をOlivecoat名義で発表すると、急速にフォロワーを増やし、継続的に創作活動を行うことになります。2022年にはスピンオフ・コミック『Orchard House』を発表し、その後グラフィックノベルも完成しました。

<ブランパン>美しい秋色に彩られた 新作 ヴィルレ コレクションを発表

ブランパンは、美しい秋色の新しい文字盤、さりげなく再解釈した審美的なディテール、手作業で美しく仕上げられた自社製 ムーブメント。ブランパンを象徴するモデルが、その全てを備えた3種類で発表しました。

ヴィルレ、黄金の時間
美しい秋色の新しい文字盤、さりげなく再解釈した審美的なディテール、手作業で美しく仕上げられた自社製
ムーブメント。ブランパンを象徴するモデルが、その全てを備えた3種類で発表しました。ヴィルレ コレクション
は、卓越した技術と、ブランパンのスタイルの純粋性という2つの遺産を受け継いできました。これこそが、ブランパンのスタイルを最も真摯に表しています。
2025年のコレクションでは、創造性および技術的に重要な功績を示す3つのモデルが登場します。

3つのアイコニックなモデルが新しく16のリファレンスで登場
2つのサイズ(40 mmおよび33.20 mm) 、18Kレッドゴールド製とステンレススティール製でご用意
• 日付表示を備えた自動巻き三針モデル(40 mm)
• ムーンフェイズを備えたコンプリートカレンダー(40 mm)
• ムーンフェイズ カレンダー (33.2 mm)

≪主な特徴≫
• 文字盤:細かくグレインを施したオパリンダイヤルとゴールデンブラウンダイヤルを採用。

• インデックスと針:表面にサテン仕上 げを施し、ポリッシュ仕上げの面取り加工を施した、洗練された18Kゴールド製ローマ数字、発光塗料のインサートを施したほっそりとした針。

• 表現力豊かなムーンフェイズ:特徴 的な顔をあしらったサテン仕上げの膨らんだ18Kゴールドムーンを備えたセラミック製ディスク 、深みと存在感を引き立てる大きな窓の中にセットされています。

• 新しいローター:オープンワーク 、ポリッシュ仕上げの面取り加工を施したサテン仕上げのゴールド製、機械式ムーブメントの美しさを見ることができ、卓越した仕上げを引き立てます。

• 卓越した技術:オートオルロジュリー ( コート・ド・ジュネーブ 、面取り )の伝統に則って装飾を施した自社製自動巻きムーブメントに、新しいサテン仕上げと、角度にポリッシュ仕上げを施したオープンワークのローター。コンプリートカレンダーには 、特許を持つアンダーラグコレクターが装備され ています 。
全てのムーブメントには5年間保証が提供されます。

• ストラップ:クイックチェンジシステ ム搭載、新しい4色展開(ブラウン、ブルーグレー、ハニー、ベージュヌバックベルベット)、自然な経年変化を楽しめる、しなやかなバローロ仕上げ。

1983年、ブランパンは、当時最小のコンプリートカレンダームーンフェイズ(キャリバー6395、直径21mm)という象徴的なモデルを発表しました。ダブルステップ・ベゼルと、控えめで洗練された美しさを備えたこのタイムピースは、今日のヴィルレを定義し続けるコードを既に体現していました。

ひとつのモデルというだけでなく、それは力強いシンボルであり、スイスの機械式時計製造業界が揺らいだ時、業界の自信を取り戻すことに貢献する、先見の明のある時計でもありました。電子時計の参入に対して、ブランパンは、機械式時計は複雑なクラフツマンシップ、そして芸術性、審美性、伝統、革新性を組み合わせたことで傑出していることを示しました。1983年のムーンフェイズは、この違いを体現し、情熱と卓越した職人技によって生まれた本物の時計製造のルネッサンスへの道を開きました。

ムーンフェイズ、ブランパンの象徴
ブランパンのムーンフェイズは、その種類の豊富さと豊かさによって、時計製造界においてユニークな立ち位置を保っています。詩的にも技術的にも複雑なこのコンプリケーションは、メゾンの復活において、また広義的にはスイス時計製造のルネッサンスにおいて、重要な役割を果たし、以来、ブランパンを最も象徴するシグネチャーモデルのひとつとなりました。

伝統に忠実に、月には常に顔が描かれています。シンプルな美しさとはかけ離れたこのアプローチ方法は、天体を擬人化し、時の経過のパートナーとした何世紀にもわたる時代の象徴主義、文学、通念を取り入れています。この遺産を再解釈することによって、ブランパンの熟練した時計職人たちは、そのモデルにロマンティックな側面を吹き込み、機械の精度と天空の想像をつなぎ合わせています。

「このタイムピースは、伝統的な時計作りへのオマージュ以上のものです」
と、マーク A. ハイエック、ブランパン社長兼CEOは回想します。
「これは、新たな視点を開き、機械式時計製造への関心に再び火を点けました」

• さりげなく再解釈されたケース(Ref. 6654N):洗練されたフォルム、よりスリムになったベゼル、より軽い外観、大きくなったリューズ、再設計されたラグによって優雅さや快適さが際立ち、人間工学に基づいたデザイン。

• ストラップ:クイックチェンジシステム搭載、新しい4色展開(ブラウン、ブルーグレー、ハニー、ベージュヌバックベルベット)、自然な経年変化を楽しめる、しなやかなバローロ仕上げ。

• 日付表示を備えた自動巻き三針モデル(40 mm)、 2つの文字盤のカラーと素材 → 4つのリファレンス。

• ムーンフェイズを備えたコンプリートカレンダー(40 mm)、 2つの文字盤のカラーと素材 → 4つのリファレンス。

• ムーンフェイズ カレンダー(33.20mm)、2つの文字盤のカラーと素材、ダイヤモンドをセットしたベゼルのモデル4つ → 8つのリファレンス。合計16のリファレンスをステンレススティール製または18Kレッドゴールド製でご用意しています。

始まり
ブランパンのヴィルレ コレクションは、いつ始まったのでしょう?
答えはそうシンプルではありません。「ヴィルレ」という名称は、2003年のメゾンの最もクラシックなコレクションに初めて正式に与えられましたが、その精神、スタイル、そしてまさにDNAは、それより20年も前に確立されていました。

• オープンワークが施されたローター:レッドまたはイエローゴールド製で、面取り加工を施したエッジと仕上げからは、機械の心臓部が見えます。

• 今までになかった快適性:日常使いのために設計された交換可能なストラップとクラスプシステム。非常にしなやかでハンドステッチを施した「サドルカット」仕上げによって、快適さと伝統的な職人技が融合しています。

全てのムーンフェイズカレンダー
• 表現力豊かなムーンフェイズ:大きな開口部、セラミック製ディスク、膨らんだゴールドムーン、サテン仕上げ — その顔はまるで命が宿っているようです。

• セキュリティムーブメント:ムーブメントを傷つけることなく、いつでも日付表示を修正することができます。33.20 mmケースのモデルにはケースバンドに従来のコレクターを備え、また40 mmモデルには、指で押すだけで作動できる2005年に特許を取得したアンダーラグコレクターを備えています。

ムーンフェイズを備えた40 mmコンプリートカレンダー:
• 再設計されたケース:よりスリムになったベゼル、大きくなったリューズ、より薄い外観、再設計されたラグ —
存在感を失うことなく、ケースをエレガントに照らします。

40年以上にわたり、その名を冠した村の魂を反映してきた ヴィルレ は 、ブランパンをオートオルロジュリーにおける ベンチマークにした職人や時計職人の世代のビジョンを体現しています。今日、最新の自社製キャリバーを搭載し、 オートオルロジュリーの伝統に則って装飾を施したヴィルレは、純粋さ、エレガンスにおける理想を、今まで以上に表現しています。

「ヴィルレは、まさにブランパンの本質を体現しています」と、マーク A. ハイエックは語ります。
「そのため、それぞれの進化には大きな注意が必要です。伝統的な時計製造の表現でもあり、時を超えたエレガンスはいつでもさりげなく新たに考案することができるという証にもなりました。ヴィルレを身に着けることで、装いが華やかすぎたり控えめすぎたりすることはありません。」

【技術詳細】
ヴィルレ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ
(左より)Ref. 6654N 1142 55B / 6654N 3642 55B/6654N 1146 55B / 6654N 3646 55B
税込価格:¥2,563,000 ステンレススティールモデル
     ¥4,521,000 レッドゴールドモデル
保証: 5 年
 
ムーブメント: ブランパン マニュファクチュールキャリバー 6654.4(自動巻き)
・機能: 時、分、秒、曜日、日付、ムーンフェイズ
・パワーリザーブ: 72 時間 (3 日)
・ムーブメントサイズ:径32.00 x 5.32 mm
・振動: 4 Hz (28,800 振動/時)
・石: 28
・部品数: 321
ケース: 18K レッドゴールドまたはステンレススティール
・風防&ケースバック: サファイヤクリスタル
・防水性: 3 気圧( 30 m)
・ケースサイズ:径 40.00 mm/厚さ 10.60 mm
・ラグ間: 22.00 mm
文字盤: オパリンまたはゴールデンブラウン
・針: スーパールミノバ®
・インデックス: 18K ホワイトゴールドまたはレッドゴールド
ストラップ: ブルーグレー、ハニーまたはブラウンレザー
・クイックチェンジシステム
・クラスプ: フォールディングバックル

ウルベルクとユリス・ナルダンによる機械学と創造性の融合。

ウルベルクとユリス・ナルダンが初のコラボレーション作品をドバイ ウォッチウィークで発表~ウルベルクの「ワンダリングアワーサテライト」とユリス・ナルダン「フリーク」の融合

【概要】ウルベルクとユリス・ナルダンの初のコラボレーション。
◆機構がデザインを定義する:ウルベルクのアイコニックな「ワンダリングアワーサテライト」とユリス・ナルダン「フリーク」の融合。
◆サテライト時刻表示を備え、3時間回転カルーセルを搭載した新開発の完全統合型自社製ムーブメント。
◆最先端技術:2001年に他の時計メーカーに先駆けて、ユリス・ナルダンが初めて導入したグラインダー®システム、ダイヤモンシル(DIAMonSil)、シリコン技術の結集。
◆100本のみの特別限定モデル。

UR-FREAKは、スーパーコピーN級品現代時計製造における最も重要な偉業の一つであるユリス・ナルダンのフリークを新たに解釈したリミテッドエディションであり、2つの先駆的な独立系スイス時計メーカーによる、創造的精神のコラボレーションです。それぞれの分野で先駆者たるウルベルクとユリス・ナルダンが初めてタッグを組み、UR-FREAKは誕生しました。
ユリス・ナルダンのフリークはムーブメントを回転させて時刻を表示します。一方、ウルベルクのサテライト式時刻表示機構は、機械の常識を覆し、時間そのものの認識を変えました。今、2つの複雑機構が融合し、一つの、完全統合型自社製キャリバーが誕生しました。

革新的なコラボレーションの誕生
2000年代のテクノロジー・オプティミズムと、世界がこれまで見たことのない高度な時計機構の融合
UR-FREAKは、最先端のユリス・ナルダン「フリーク」の技術力・性能と、ジュネーブの革新的な時計メーカーであるウルベルクが確立した「サテライト」ディスプレイシステムを融合させた時計です。UR-FREAKは2025年のリリースですが、その物語は今から約30年前、現代高級時計が成熟し、人々の憧れの的となった時代の始まりに遡ります。

わずか 4 年の間に、2つの出来事がありました。1997 年、フェリックス・バウムガルトナーとマーティン・フレイによってウルベルクが創始し、2001年には、ユリス・ナルダンの初代フリークが誕生しました。ユリス・ナルダンの創業は 1846 年に遡りますが、1980 年代から、同メゾンは腕時計のテクノロジーとデザインにおいて、驚くほど斬新で現代的なスタイルへの投資を開始しました。1990年代後半から2000年代初頭は、伝統的な時計製造業界にとって激動の時代となりました。アーティストや起業家たちにとっても、今日の高度時計製造の恩恵を突然手にすることができた、刺激的な時代でした。

ビジネスの観点から見ると、類似した技術と素材を用いた製品作りに注力してきた伝統的な時計産業にとって、この時代は再生の意味を持ちました。 新しい思考を持つ人材が、コンピューター支援設計ソフトウェア、現代的なフライス加工や機械加工技術、従来の金属や合金よりも優れた性能と利点をもたらす新素材といった先進的なツールを携えてこの分野に参入したのです。

この新たな発想の持ち主たちは、シンプルな使命を掲げていました。伝統的な高級機械式時計製造の情熱と美しさを継承しつつ、現代的な形態と機能を取り入れ、同時に現代的なデザインを強調すること。既に確立された時計製造の巨頭たちと肩を並べるためには、挑戦者たちは従来の考え方や規範を見直す必要がありました。こうした背景から、ユリス・ナルダンは常にフリークのプラットフォームを「手首の上の実験室」と位置づけてきました。革新的形状・素材・技術を探求するための、小さいながらも大きな影響力を持つ空間。その目標は常に、伝統を尊重しつつ古典的概念に挑戦することです。

同様に、ウルベルクは時計製造における明確な未来的解釈を掲げて設立されました。 彼らは既存の複雑機構を単に再解釈することを拒み、 彼らの創造性は、唯一無二の方法で構想された独自の作品として結実しました。 まさに前衛的なマニフェストと言えるでしょう。 ウルベルクの時計は単に時刻を告げる道具ではなく、 既存の時計製造の境界を押し広げ、挑戦し、そして最終的に超越するために設計された概念的機構なのです。

2001年、革新的精神の持ち主であるロルフ・シュニーダー率いるユリス・ナルダンは、既存の定義の枠を超越しているがゆえに「フリーク」としか呼びようのない画期的な新コンセプトを発表しました。この「フリーク」は、高級時計の仕組みや技術に対する人々の認識を変えただけでなく、当時の時計製造において斬新な素材であったシリコンを採用した点でも大きな意義がありました。当時、ユリス・ナルダンの技術責任者であったピエール・ギガックスは、コンピューター用マイクロチップの製造技術を機械式ムーブメント部品の製造に応用するという、非常に困難な課題に取り組みました。天才時計職人ルードヴィヒ・エクスリン博士と密に連携し、ユリス・ナルダンは、従来金属で製造されていた主要部品の一部を、半金属であるシリコン製の新部品で置き換える機械式時計ムーブメントの開発を目指しました。2006年、同社は自社マイクロメカニカル研究所「シガテック」を設立しました。2001年、ユリス・ナルダンのチームは時計製造におけるシリコンの優れた用途に確信を持ち、フリークの文字盤に大胆にその革新性を盛り込んだのです。これは伝統を重んじる人々にとって、衝撃的な出来事でした。時計の分針は、テン輪や脱進機といった部品がシリコンで作られ、その動きを視覚的に表現する歯車列を兼ねるものでした。

2001年以降、ユリス・ナルダンはフリークの改良を重ね続けました。 これまで製作されたのはわずか数千本ですが、発表から約25年を経て、フリークは大きく進化を遂げてきました。今、フリークは新たな章を迎え、その象徴的なディスプレイが、さらに別の象徴的なディスプレイへと置き換えられるのです。

独立性を称えるコラボレーション
独立系ブランド間の新たな関係性
本来なら競合関係にある時計メーカー同士のコラボレーションは、実は約30年前の現代高級時計時代の初期にまで遡ります。実際には、高度な時計のほとんどが、実現のために複数の専門家の技量と才能を必要とします。つまり、舞台裏では共同作業はすでに一般的であり、これを公開することで透明性が高まり、ファンやコレクターは、彼らが愛用する美しい時計を生み出している世界をより深く理解し、堪能できるようになるのです。

高級時計分野におけるコラボレーションは、多くの革新的なアイデアが生まれる場でもあります。複数の独立した才能がもたらす先駆的なコンセプトは、しばしば前衛的な作品やコンセプトを生み出し、時計職人とコレクターの双方にインスピレーションを与えます。ユリス・ナルダンは、自社チームとコラボレーターを常に鼓舞し、これまで可能と考えられていた限界を押し広げ、世界で最も要求水準の高いコレクターや愛好家のために最先端の製品を生み出してきました。

ユリス・ナルダンとウルベルクは、コラボレーションには馴染み深い存在ではありますが、今回のUR-FREAKの誕生以前には一度も共同製作を行ったことはありません。実際、ユリス・ナルダンが他の時計ブランドとコラボレーションするのは、今回が初めてです。ユリス・ナルダンは、前述のルートヴィヒ・エクスリン博士のような著名人と、数十年にわたり積極的に共同作業を行ってきました。

ウルベルクは、常にコラボレーションをアイデンティティの中心に据えてきました。このブランドは、時計職人フェリックス・バウムガルトナーとデザイナーのマーティン・フレイという、互いに補完し合う2人のビジョンが出会ったことから誕生しました。彼らの融合は、卓越した技術と大胆なコンセプトを結びつけ、画期的なメカニズムだけでなく、美的言語においても根本的に異なる時計を生み出しました。2人の協力によって、ウルベルクは現代時計製造において最も独創的な存在の一つとなり、独立系メゾンの在り方を再定義しました。

ユリス・ナルダンとウルベルクは共に、この強力なチームワークの伝統を引き継ぎ、その結果生まれたUR-FREAKは、独立性を称えるために互いの最高のものを融合させた特別な作品です。

「独立」という一つの概念でつながる異なる世界
ユリス・ナルダンとウルベルクは、それぞれ独自の世界観と個性を体現しながら、現代のスイス高級時計業界において確固たる地位を築いています。両社はそれぞれ独立性を体現していますが、「独立性」の核となる定義は共通しており、それは「自由」に等しいものです。ウルベルクは、創設者のマーティン・フレイとフェリックス・バウムガルトナーが提唱する、唯一無二の製品とデザインビジョンを推進するために、意図的に小規模な体制を保っています。ウルベルクにとって、独立とは、妥協をせず、第三者の気まぐれに左右されることなく、限りなく芸術的な探求を追求することを意味します。ユリス・ナルダンにおいて、独立した自由とは、自分たちが選択したあらゆる技術的プロジェクト、製造プロジェクトに専念できる能力として現れています。ユリス・ナルダンは、ますます印象的な機械式ムーブメントの設計だけでなく、そのような素晴らしい機械を作るための技術や産業知識の開発にも力を入れています。ウルベルクとユリス・ナルダンの「独立性」の定義は、創造的なインスピレーションとはトレンドを追うのではなく、社内から生まれるべきであるという点で一致しています。また、独立性によって時計職人は、野心的な目標の実現に向けて、集中した長期的な道を歩むことができるという点でも一致しています。したがって、独立性によって、これらの注目すべき時計メーカーは、誰と、なぜ共に仕事をするのかを選択することができるのです。最高の時計のコラボレーションは、二つの強力な独立した存在が、その関係に深く投資できる“完全な自由”を手にしているときに生まれます。そして、UR-FREAKがまさにその成果なのです。

真の技術的コラボレーション
ユリス・ナルダンとウルベルクの関係性は、今日の高級時計業界における他の多くの創造的コラボレーションとは一線を画すものと言えます。多くの場合、コラボレーションは斬新ではあるものの、既存の時計製品に表面的な変更を加えるに留まります。しかし、ユリス・ナルダンとウルベルクのような技術的コラボレーションは、全く新しい機械式システムを生み出しましました。したがって、UR-FREAKは両ブランドのDNA要素を融合させただけでなく、二つのスイスの匠が共同開発した全く新しい機械式ムーブメントを提示しています。象徴的なユリス・ナルダン「フリーク」のレガシーに触れ、ウルベルクはその特徴であるサテライト時刻表示システムを、ユリス・ナルダンの自社製シリコン部品の専門技術と融合させることを目指しました。そして両者は共に、いまだかつて見たことのない、しかし両者の世界に優雅に溶け合う全く新しいシステムを創り上げました。UR-FREAKは、時計業界がユリス・ナルダンとウルベルクに認めるそれぞれの価値観を等しく体現する、他に類を見ないバランスの取れたコラボレーションウォッチです。両ブランドにとって、UR-FREAKは双方の魅力を融合させ、多くの人々にまだ知られていない両ブランドの共通点を時計愛好家に示している点で、成功したコラボレーションと言えるでしょう。

UR-FREAK
クロスオーバーとコラボレーションの精神が現代の高級時計製造文化に深く根付いた今、この極めてエクスクルーシブなクリエーションコンセプトは、時計愛好家やコレクターに早々に理解されることでしょう。
ユリス・ナルダンとウルベルクにとって、UR-FREAKは前衛的なフリークのコンセプトと革新的なウルベルクの時刻表示の完璧な融合です。この精神は、専門的なノウハウとそれぞれの独自の技術を融合させ、これまで想像もできなかった新しいデザインとコンセプトを生み出したいという強い思いによって支えられています。

機構がデザインを定義する
フリークはムーブメント全体が回転して時刻を示し、一方、ウルベルクのサテライト式時刻表示は、機械の常識を覆し、時間そのものの捉え方を変えました。今、2つの複雑機構が融合し、一つの、完全統合型自社製キャリバーが誕生しました。

このエンジニアリングの驚異を製作するにあたり、特徴的なワンダリングアワーサテライトディスプレイとケースのベゼルデザインを実現すべく、150点以上の全く新しい部品が開発されました。時刻は3本の連結された針のうちの1本によって表示されます。 アクティブの針が文字盤右側のミニッツスケール上をスライドします。各針にはジャンピングアワーディスプレイとして機能する回転ドーム型ディスクが備わっています。回転カルーセルに連動した現在の時間が60分目盛りスケール上を移動し終えると、アワーディスクが切り替わり、次の針がミニッツトラックの起点から移動を開始し、次の時を読み取れる状態になります。中心部にはシリコンベースのバランスホイール・オシレーターと脱進機ユニットが配置されています。これらはサテライトシステムと共に回転し、3時間ごとに1回転します。従来のトゥールビヨンやカルーセルの仕組みと同様に、UR-FREAKの継続的な方位変化が計時誤差の低減に一役買っています。

UR-FREAKは、幅44mmのユリス・ナルダン「フリークONE」のケースをベースに、ウルベルク特有の深みのあるアンスラサイトグレーカラーのサンドブラスト加工を施したチタンを採用しています。このベースに、ウルベルクを象徴するデザイン要素が加わり、作品の魅力をさらに高めています。例えば、チタン製の回転ベゼルとケースバックには、ウルベルクの特徴的なデザイン要素である3箇所のフルーテッド加工が施されています。さらに、チタンの色合いにアクセントを加えているのは、ウルベルクを象徴するエレクトリックイエロー(Pantone 395 C)です。この鮮やかな色が、サテライトポインター、インデックス、そしてビスポークフィットのラバーストラップを引き立てます。

ユリス・ナルダン「フリーク」を最もよく表す特徴の一つに、従来のリューズを持たないという点があります。UR-FREAKも同様にリューズを備えておらず、これにより手首に装着した際の洗練されたストリームラインの美観がさらに際立ちます。フリークコレクションの時計は通常、リューズの代わりに回転ベゼルとケースバックの両方を採用しています。ケースの6時位置にある「ロッカー」と呼ばれる小さなタブが、ベゼルを使用していない際にしっかりと固定します。この限定モデルには特別な「UR-FREAK」のラベルが施されています。ロッカーを引き上げるとベゼルが自由に回転し、その動作によって針が動いて時刻調整が可能となります。UR-FREAKはグラインダー®ベースの自動巻きシステムを採用していますが、UN-241ムーブメントはケースバックを回すことで手巻きも可能です。スライド式パーツのサンドイッチ構造から成るにもかかわらず、UR-FREAKのケースは30メートルの防水性能を備えています。

エンジニアリングの驚異
ウルベルク設計のワンダリングアワーサテライトディスプレイを支える機械式システムは、ユリス・ナルダンが新たに開発した自社製キャリバーUN-241ムーブメントです。このムーブメントは、単一の完全統合型自社製キャリバーとして誕生しました。 GPHGの受賞歴を誇る象徴的なフリークONEのUN-240キャリバーをベースに、20年以上にわたるノウハウと革新性を注ぎ込んだこのムーブメントは、非常に装着しやすいケースに収められ、バランスの取れた性能と現代性を見事に融合しています。 シリコン製オシレーターは3Hzの振動数で動作し、90時間という優れたパワーリザーブを実現しています。

多くのムーブメントがオシレーターを裏側に隠す設計であるなか、フリークは常に鼓動する心臓部を表側に配置してきました。この新たなデザインでは、オシレーターが中央に据えられています。高度なシリコン技術により、標準モデルより25%大きく設計されています。視覚的インパクトを最大化しつつスペースを節約するため、オシレーターは回転するアワーサテライト上部の中心位置に配置されました。この独自のレイアウトは、従来の段階的な時計製造アプローチから脱却し、ムーブメントと文字盤を同時に設計することで初めて実現し、形と機能が一体となって構想されました。

先駆的テクノロジー
この自動巻きシステムは、ユリス・ナルダンのフリークONEおよびフリークSモデルを除き、他のどの時計にも搭載されていない独自の機構です。ユリス・ナルダンはこのシステムを「グラインダー®」と呼んでいますが、これは機構の仕組みをそのまま表現しています。ほとんどの自動巻き機構は、主ゼンマイに動力を供給する前に一定の力と動きを必要とする可動式の錘に依存しているのに対し、グラインダー®はごくわずかな動きさえも運動エネルギーに変換することで、従来システムの巻き上げ効率を飛躍的に向上させます。グラインダー®は独自のシステムであるだけでなく、数十年ぶりに自動巻き機構の効率を真に向上させた革新的な技術でもあります。

シリコン=ユリス・ナルダンが初めて導入した、現代時計製造における革新的な素材
2001年以降、ユリス・ナルダンはフリークのために20件以上の特許を出願し、シリコンの専門家かつ製造者としての地位を確立しています。同社は2001年に初代フリークを発表した際、半金属であるシリコンを時計製造に初めて採用しました。シリコンが従来の金属に代わる有用な代替素材となるのには、いくつかの理由があります。この天然元素は、従来の金属部品に深刻な問題を引き起こす可能性のある温度変動や磁場などの環境変化に耐性があります。また、効率性と長期性能を求める時計メーカーにとって共通の課題である、極めて低い摩擦特性という利点も備えています。シリコン部品は非常に長期間使用可能で、従来の潤滑方法も不要です。これにより必要なメンテナンス間隔がさらに延び、所有者の満足度向上に寄与します。

ユリス・ナルダンが時計製造における素材としてシリコンの研究を始めた当初、その加工には非常に高いコストがかかり、伝統的な時計製造への応用は困難を極めました。しかし、その性能面での利点に対する期待は、この先駆的なスイス企業にとって懸念をはるかに上回り、この素材の開発と機械式時計のムーブメントへの応用に多大な投資を行ったのです。

ユリス・ナルダンの発明の一つに、ダイヤモンシル(DIAMonSil)と呼ばれる素材があります。その名が示唆するように、これはダイヤモンドでコーティングされたシリコン素材です。このコーティングにより、シリコンの脆さを補う重要な耐久性層が加わります。こうした部品は常に大きな力にさらされるためです。
ユリス・ナルダン以外、時計にDIAMonSil技術を搭載できる時計メーカーは存在しません。今日では、主要な時計メーカーのほとんどが、少なくとも主力製品の一部にシリコンを採用しています。

パルミジャーニ・フルリエ、創設者の芸術とレガシーから誕生したミニッツリピーター「ラ・ラベナール」(オブジェ・ダールコレクションスーパーコピー時計)を発表~

ミシェル・パルミジャーニへ敬意を表して創設者の芸術とレガシーから誕生したミニッツリピーター、唯一無二のオブジェ・ダール「ラ・ラベナール」

パルミジャーニ・フルリエは、毎年12月2日創設者の誕生日を、メゾンの創造性がつまった作品の発表で祝います。創設者ミシェル・パルミジャーニにとって、時間とは測定の単位ではありません。それは、調和、均衡、そして忍耐を通じて彫琢される生きた物質です。今年、75回目の誕生日に、メゾンは『ラ・ラベナール』を発表いたします。修復、芸術的な職人技、機械的な純粋性が重なり生まれた、唯一無二のオブジェ・ダールです。

このユニークなレピーヌ懐中時計は、自然界の幾何学模様と、時計学的サヴォア・フェールの最高峰の表現とのスーパーコピー時計対話として構想されました。その中核をなすのは、1920年代のミニッツリピーターキャリバーで、メゾンの修復における卓越した技術によってよみがえった、機械の声。

自然界の構造へのトリビュート
作品の名前は、マダガスカル原産の植物「タビビトノキ(Ravenalamadagascariensis|オウギバショウ)」に由来します。完璧に対称な扇状の葉は黄金比をなし、幹は旅人が未知の土地を進む助けとなるよう、雨水を溜める特性を持っています。

ラ・ラベナール 旅人の木

ミシェル・パルミジャーニにとって、このような自然界のフォルムは、根底に流れる秩序を明らかにするものです。この精神は、ケース、ダイヤル、ブリッジに生命を吹き込むエングレービング、そしてケースバックを飾るオパールと翡翠のマルケトリーに活きています。それは、きらめきと静寂、天空と大地の対比を調和させる構図です。

レピーヌ懐中時計の形にすることで、この芸術表現の幅がよりゆたかになります。ゆとりのある筐体は、明瞭さと空間を生み、メティエ・ダールが表現の深さを最大限に広げることを可能にしています。エングレービングマルケトリー、そして石細工が、それぞれのために特別に用意された表面全体に息づいています。

生まれ変わったミニッツリピーターの声
視覚的に美しい芸術品の域を超えて、ラ・ラベナールは語りかける時計です。歴史的なエドゥアール・コーエンのキャリバーを修復したミニッツリピーターは、機械でつくる表現のなかでもっともパーソナルな形式である「音」を通じて時間を伝えます。

オンデマンドで、時、四半時、分をふたつの異なる音色で打ち鳴らします。時を知らせるのには低い音、分を知らせるのには高い音、そして四半時を知らせるのには両方の音を組み合わせて使用します。正確に調整されたふたつのゴングは、オリジナルの音の澄んだ響きとバランスを取り戻すために、細心の注意を払って磨き上げることで、このタイムピースに音色の特性を与えています。

リピーター機構は、ひっそりと組み込まれています。
ダイヤルには、その存在を示すものはありません。作動させると、時計は低音、高音、そしてふたつを組み合わせた音を交互に鳴らし、時間を表現します。音の伝達は綿密に再調整されており、レピーヌ構造が内部の容積を開放することで共鳴を増幅させ、振動が澄みきった音で響きわたることを可能にします。

ミシェル・パルミジャーニにとって、機械が奏でる音楽性は、時計学の魂を体現するものです。一世紀前のチャイミング・キャリバーを修復することは、その機能だけでなく、かつて宿していた情緒をも取り戻すことになるのです。

修復を通じて永続させるもの
ラ・ラベナールの心臓に脈打つ1920年代のミニッツリピーターは、決して目立つことはありませんでしたが、ジュネーブでもっとも崇敬されたメゾンのひとつ、エドゥアール・コーエンの工房の作品です。

中央に時、分、6時位置にスモールセコンドを備えた超薄型キャリバーは、時間そのものが素材となる工程を経てよみがえりました。
タビビトノキのモチーフを手で彫り込んだブリッジは、機械構造と自然界における幾何学を組み合わせて、機能を装飾へと転換します。このムーブメントは、ミシェル・パルミジャーニが保有するアンティークムーブメントのプライベートコレクションのひとつでした。それらひとつひとつは、再び生命を吹き込まれる日のために、大切に守られてきました。ラ・ラベナールは、その長きにわたる願いを成就させたものです。

修復には、直感、忍耐、そして真正性への妥協のない敬意が求められました。スペアの部品が一切ないため、オリジナル部品のすべてがそのまま保全されました。

ホワイトゴールド製のケースから、オパールと翡翠のマルケトリーで飾られた二重の裏蓋

ブリッジやメインプレートに摩擦固定された軸受石は、エングレービングの作業中も定位置に維持され、面取りや装飾仕上げは、伝統的な木製ペグツールを用いて仕上げられました。当時刻まれた調整マーキングは現代の職人の手で再現され、一世紀前の設計者との対話が受け継がれました。

オパール・翡翠・ゴールドの素材が紡ぐ対話
繊細で常に変化するオパールには、小片のひとつひとつを個別にカットして、形を整え、磨き上げる際に、並外れた精度が求められます。
同様にデリケートな翡翠は、光を反射するのではなく拡散させるため、オパールとは静かな対比を描きます。

ダイヤルは、真空中で極薄の着色層を蒸着させるPVD加工によって実現したまたとない深みのあるブルーを宿しています。これは、伝統的な職人技によって形づくられたオブジェの中に組み込まれた、現代的な工夫と言えます。

グアテマラ産の翡翠、トルコ産のミルキーオパール、そしてオーストラリア産のブルーオパールが組み合わさることで、バランスの取れた対比をなす構図が生まれています。これは、変化する物質と安定した物質との間の静穏な相互作用を示しています。

ラ・ラベナール製作の裏側にいる「黄金の手」
このオブジェ・ダールの周りには、「黄金の手(Mainsd’Or)」たちが星座のようにきらめいています。彼らは、パルミジャーニ・フルリエの理想を具現化するメートル・アルチザン(熟練職人)たち。
彼らの仕事は、エングレービングが施されたブリッジ、彫刻されたゴールド、ストーンマルケトリー、そして完成までに100時間近くを要する手打ちのチェーンなど、多岐にわたります。

彼らのうちのひとり、エングレービングは、アトリエ・ブランドゥニエに託されました。ムーブメントの装飾にまで及ぶその技法を専門とする、スイスでも稀有な、オート・オルロジュリーのための伝統的な手彫り専門のアトリエです。

チェーンは、スイスでたったひとり現存するマスター・チェーンメーカー、ローラン・ジョリエによって製作されました。すべてが手作業で、18Kホワイトゴールドでつくられています。六角形のリンクは、ベイル(提げ環)の幾何学的な形と呼応し、一方、楕円形のリンクは、PFエンブレムの純粋な楕円形を表現しています。

ラ・ラベナールは、ミシェル・パルミジャーニの歩みを特徴づけてきた規律と品格を反映していて、時間、職人技、そしてプロポーションがひとつに融合するクリエーションです。

あなたの75年間を祝して。
Happy Birthday, Michel.

「すべての彫刻、すべての石、すべてのグリーンの色調が、水を蓄え生命を支えるタビビトノキと共鳴しています。」

製作工程そのものがマスターピース
ラ・ラベナールの製作を支えたのは、ミシェル・パルミジャーニのビジョンに命を吹き込む熟練職人、黄金の手、チェーンメーカー、彫刻師、宝石職人、修復師たち。

ラ・ラベナール、メティエ・ダール

オパールと翡翠のマルケトリー
ラ・ラベナール裏面のダブルバックを彩るのは、オパールと翡翠のマルケトリー。これまで、ひとつの時計に同時に用いられることのなかった組み合わせです。

この構成は、貴石を用いたマルケトリーの技術で時計学と芸術の世界をつなぐ、名匠たちによって実現しました。彼らの仕事は、光、色彩、素材が静かに語り合う鉱物の情景を描き出し、ケースバックを見事な絵画へと変貌させます。

それぞれの貴石は、美しさだけではなく、象徴的な共鳴に基づいて選ばれました。一方は変化しやすく、もう一方は不変の象徴として。

オパールの虹色のスペクトルは、旅行く中で移ろう空と水を映し出します。捕らえられた光のように表面下を舞う炎は、動きと無常を想起させます。オパールは、ほんのわずかに力を加えただけで割れてしまうことから、加工には細心の注意を要します。ひとつひとつの断片は、ホワイトゴールド製の土台にセットする前に、カット・成形し、研磨するため、宝石細工というよりも、小さなガラス片をパズルのように組み合わせる「ミクロモザイク」に近い工程です。

対照的に、翡翠は構成を固定します。古の文化において知恵と均衡に結び付けられ崇拝されてきた翡翠は、緻密で落ち着きがあり、その外観は森閑とした静けさを湛えています。研磨された表面は光を反射するのではなく拡散し、明るい輝きではなく奥行きを与えます。

オパールと翡翠の組み合わせによって、刹那と永遠、半透明と不透明、感情の高まりと落ち着きとの間で鉱物が語らいます。

この対照的な取り合わせはラ・ラベナールの精神を体現しています。自然界には自然な完璧さが宿るごとく、対比から生じる調和が考え出されました。