カテゴリー: スーパーコピーブランド

このコラムは基本的に、“ウェブで販売されている最高の時計”というテーマのもと執筆されている。

パテック フィリップのステンレススティール(SS)製Ref.1518が“2000万ドル超”で販売されている記事をぜひご覧いただきたい。一方で、時針の代わりに太陽と月の表示があり、デッドビートセコンド機構を備えたユニークなドクサに興味があるならこのまま読み進めてほしい。

選んだ時計には自信があるが、前回掲載分の結果は今ひとつだった! 目玉となる初期フランク ミュラーとブシュロンの“ゴンドーロ”は、いまだにそれぞれの希望価格で販売中だ。一方でeBayに出品されていたポー“ラ”ルーターは最終的に1826.98ドル(日本円で約29万円)で落札され、ルガンのクロノグラフは完売となった。なお、ロレックスRef.6424のオークションも先週末に2325ドル(日本円で約35万2000円)で終了している。

それでは、今週のピックアップを紹介しよう!

オーデマ ピゲ プレシジョン 天文台ダイヤルとバルジュー13VZAS搭載 1948年製
先月のオリジナル マイアミビーチ アンティークショーで目にした数千点の時計のなかで、今もなお強く印象に残っているのは、このシンプルで、一見すると控えめで、さほど魅力的に映らないオーデマ ピゲだ。こんな紹介の仕方では次の時計にスクロールしたくなるかもしれないが、ぜひもう少しお付き合いいただきたい。この時計が特別な理由をお伝えしよう。このことは以前から言われ続けているが、私は今日のコレクターが本物のヴィンテージ オーデマ ピゲの素晴らしさを本当に理解しているとは思えない。

1951年以前に同社が製造した時計はどれも基本的に一点物であり、ひとつとして同じものは存在しなかった。シリーズとして製造されたモデルであっても、細かな違いがあったのだ。そして、それらは極めて稀少な存在だった。1940年代に製造されたパテック フィリップのクロノグラフの総数と、1951年以前のオーデマ ピゲのクロノグラフ製造数がわずか307本であることを考えてほしい。あるいはパテックのパーペチュアルカレンダー(Ref.1518、Ref.1526、Ref.2497)を思い浮かべて欲しい。パテックが同時期に製造したパーペチュアルカレンダーは688本だが、オーデマ ピゲはわずか9本しか作っていない。

この比較は一見、パテックの優位性を示すものに思えるかもしれない。しかし、当時オーデマ ピゲが複雑機構を備えた腕時計を製造していたという事実自体が驚くべきことなのだ。どんなブランドであれ、20世紀中ごろのパテックと比較するのは容易ではない。たとえばヴァシュロン・コンスタンタンは、この時期にパーペチュアルカレンダーの腕時計を一切製造していない。もちろん今回紹介する時計は時間表示のみ(タイムオンリー)のモデルだが、こうした背景を理解することでその価値がより明確になるだろう。これは単なる“ビッグスリー”の一角を担うブランドのヴィンテージウォッチというだけではない。3社のなかで唯一、ウォッチメイキングにおいて技術的挑戦を続け、各リファレンスを大量生産することなく仕立て上げていたブランドによる、極めて希少で卓越した時計なのだ。

前述のオーデマ ピゲの複雑機構のほぼすべては、バルジュー製のムーブメント“13VZ”をベースにしている。この点ではパテックのRef.1518やRef.2499、そして伝説的なJ.B.チャンピオンの天文台モデルと共通している。そして今回紹介するプレシジョン 13VZASは、オーデマ ピゲのなかでもJ.B.チャンピオンの時計に匹敵するモデルである。ただし、まったく同様というわけではない。なぜなら、このムーブメントが(パテックの事例のように)天文台クロノメーター検定にエントリーされた記録は存在していないからだ。しかし両者が持つ理念は共通している。天文台時計とはブランドが誇る究極のタイムオンリームーブメントであり、最高水準の精度と仕上げで製造されたものだ。そしてこのオーデマ ピゲには、そのすべてが反映されている。細かい説明はさておき、まずはムーブメントの仕上げに注目して欲しい。広い面積に施されたコート・ド・ジュネーブのストライプは、フィリップ・デュフォーのシンプリシティに匹敵するほど美しい(実際、デュフォー自身が仕上げの参考にしたのが13VZだと言われている)。

このムーブメントは32mm径のSS製ケースに収められており、2021年のクリスティーズで10万6250スイスフラン(当時の為替レートで約1285万円)で落札され、1万2000~2万8000スイスフラン(当時の為替レートで約145万〜328万円)のエスティメートを大きく上回った。そして現在、マイアミのメンタウォッチのアダム・ゴールデン(Adam Golden)氏が、この驚くべきオーデマ ピゲを13万5000ドル(日本円で約2040万円)で販売している。詳細はこちらから確認できる。

パテック フィリップ ローズゴールド(RG)製Ref.1486 箱、書類付き 1942年製
10月にこのBring A Loupeで、ヴィンテージのパテック フィリップ Ref.1485を“キューブ風”と表現して紹介した。それに続くのがひとつ上の番号にあたる姉妹リファレンス、Ref.1486だ。どちらもキューブのようなフォルムを持つが、Ref.1486はフードラグを備えゴールドケースで製造されている。一方のRef.1485は丸みを帯びた魅力的なラグを持ち、SSのみで展開されている。少々ややこしいが、どちらも同じケース構造を採用しており、このふたつのリファレンスはペアとして考えずにはいられない。これは時計界におけるユニークな仕様のひとつであり、私も特に気に入っている。

私の記事を読んだことがあるなら、私が20世紀中期の防水ケース、特にケースメーカーであるフランソワ・ボーゲルのものを好んでいることにはお気づきだろう。このRef.1486ももちろんボーゲル製で、1939年に取得された特許技術が使われている。この設計ではケースはケースバックとベゼルのふたつの主要パーツから構成され、側面にある3つのスライド式固定パーツがそれらをしっかりと密閉する。このRef.1486は状態が極めていいため、ケース側面のスライド機構用の刻みがはっきりと残っているのが確認できる。

1960年以前のパテック フィリップへの関心の高まりにより、こうした個性的なリファレンスの価格は近年上昇している。しかし私の知る限りでは、Ref.1486の優れた個体が市場に登場するのは実に久しぶりのことだ。実際、このリファレンスの過去最高額が記録されたのは1999年のオークションであり、それ以降極めて希少な存在となっている。そのため個体数の少なさと良好なコンディションのモデルの不足により、市場全体の価格上昇には追いついていない。Ref.1486はラグを含めたサイズが横27mm×縦37mmで、手首に乗せたときのバランスが絶妙であり、非常につけやすい時計だと感じる。

今回のRef.1486は、おそらく市場に登場したなかで最も素晴らしい個体のひとつだろう。“ピンクオンピンク”と呼ばれる配色で、RGのケースにRGトーンのシルバーダイヤルが組み合わされており、パテックのアーカイブ抄本によってそのオリジナリティが確認されている。さらにこの個体にはオリジナルの箱と書類まで揃っている。ケースに刻まれたホールマークのシャープさを見てほしい。ヴィンテージのパテック フィリップにおいて、これほどの状態のものは滅多にお目にかかれない。

この傑出したRef.1486は、バルセロナのAncienne Watchesのイグナシオ・コル(Ignacio Coll)とそのチームによって1万2000ユーロ(日本円で約188万円)で販売されている。詳細はこちらから確認できる。

ダニエル・ロート ホワイトゴールド(WG)製Ref.C117 永久カレンダー 1990年代製
LVMHとラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンがブランドの最新ラインとしてダニエル・ロートのモデルを少しずつ復活させているなか、パーペチュアルカレンダーの登場は時間の問題だろう。オーデマ ピゲとブレゲでの経験を経て、ロートは1989年に自身のブランドを立ち上げた。そして3年後の1991年のバーゼルワールドで、彼は世界初となる瞬時切り替え機能を搭載したパーペチュアルカレンダーを発表した。それまでのパーペチュアルカレンダーは、日付や月などの表示が真夜中にかけて徐々に変化するものだったが、このモデルではすべての表示が一瞬で切り替わる仕組みになっている。ロートの作品は初期の独立系時計師の頂点を象徴するものであり、このパーペチュアルカレンダーもその好例だ。彼の初期の時計は伝統的な時計製造に根ざしながらもまったく新しい美学を打ち出し、その革新的な機能性によって業界の進化を促した。

しかしロートはこの偉業をひとりで成し遂げたわけではない。実はこのパーペチュアルカレンダーの開発に際し、彼は親しい隣人であるフィリップ・デュフォー(Philippe Dufour)に協力を仰いでいる。デュフォーはこのモデルに搭載されたパーペチュアルカレンダーモジュールの開発に大きく関与した。このモジュールは最終的にレマニアのエボーシュムーブメント、Cal.8810の上に搭載されることとなった。ロートとデュフォーという20世紀を代表するふたりの名工がてがけたにもかかわらず、このプロジェクトは非常に困難を極めた。世界初のものを生み出すのは決して容易なことではない。デュフォー自身も「大変な作業だったのを覚えています。ムーブメントの完成までに6~7カ月かかりました」と語っている。

ある日曜日の午後、マンハッタンのアッパーイーストサイドを何気なく歩いていた時、ふとした好奇心からリアルリアル(The RealReal)のマディソンアベニュー店に立ち寄った。そしてショーケースのなかにこの時計を見つけた。初期のダニエル・ロートをこうした場所で目にするだけでも十分に興奮するが、それがデュフォーが関わったパーペチュアルカレンダーとなればなおさら心が躍る。とはいえ、周囲の誰もこの時計の意義を理解できるとは思えなかったので時計をそっと置き、「ありがとう」とだけ言って店を後にし、急いで帰宅してこのBring A Loupeの記事を書き上げた。

この個体は完璧とは言えない。おそらくオーバーホールが必要で、オリジナルボックスやギャランティーも付属していない。もちろん1990年代の時計としてはそれらが揃っているのが理想的だ。しかしこのモデルの過去の取引価格を考慮すると、見逃せない価値がある。同じリファレンスの個体が2024年には4万8946ドル(日本円で約740万円)、2023年には7万674ドル(日本円で約1070万円)でフィリップスのオークションにて落札されている。なお、これらはどちらもフルセットだった点は付け加えておこう。

このダニエル・ロートのパーペチュアルカレンダーはリアルリアルによって3万6000ドル(日本円で約545万円)で掲載されているが、現在のセール価格は3万4200ドル(日本円で約518万円)にまで下がっている! 詳細はこちらから確認できる。

ドクサ サン&ムーン デッドビート秒針 1950年代製
今週のピックアップの締めくくりにふさわしいeBayからの1本として、ヴィンテージの魅力に溢れたこのドクサを紹介しよう。HODINKEE Magazineを何号か遡ると(Vol.11だったはず)、“Hey Hodinkee”でコミュニティからの質問に答える機会があった。そのなかでも特に興味深かったのが、「比較的手ごろな価格でデッドビート秒針機構を搭載したムーブメントを見つけるにはどうすればいいか?」という質問だった。もちろん、現在1万ドル未満でデッドビートを製造している数少ないブランドのひとつとしてハブリング²を挙げたが、話の大部分はヴィンテージ時代のサプライヤーであるシェザード(Chézard)に焦点を当てた。

シェザード SAは20世紀前半に活躍したエボーシュメーカーで、最終的に現在のETAの一部となった。わかりやすく言い換えるならETAに吸収されたブランドということだ。とはいえ、このメーカーについて詳しく調べるのはなかなか難しい。シェザードは1952年にデッドビート秒針機構のムーブメント群に関する特許を取得しており、今日ではこの分野でコレクターに知られている。ここで明確に説明しておくと、デッドビート秒針とは秒針が通常のスムーズな動きではなく、1秒ごとにカチッとジャンプするように進む機構を指す。この動作は、輪列に蓄えられた一定の張力が限界に達したときに、ゼンマイが4番車を解放することで実現される。

このシェザード製ムーブメントを搭載したドクサは、間違いなくユニークなデザインだ。時針を持たず、サン&ムーン表示で時間を示すという珍しい仕様になっている。太陽は午前6時(おおよそ日の出の時間)に現れ、月は午後6時から登場し、時間を示す仕組みだ。

ロレックスのロンドンの新拠点は必見です。

ロンドンのメイフェア地区にあるオールド・ボンド・ストリートの角で、緑のリボンが切られました。ハサミを握るのは、ブライアン・ダフィー(Brian Duffy)氏とジャン・フレデリック・デュフール(Jean-Frederic Dufour)氏。彼らはヨーロッパ最大となるロレックス・ブティックの開業を正式に宣言しました。この絶好の立地にある店舗は、Watches of Switzerlandとロレックスの100年にわたるパートナーシップの結晶なのです。

“ロゴがなくともここは明らかにロレックススーパーコピー 優良サイトだと感じる”と、誰かが言っているのを耳にしましたが、それにはまったく同感です。壁はロレックスを象徴するグリーンで彩られ、特徴的なフルーテッドベゼルのモチーフが随所にあしらわれています。それは決して過剰なブランディングではなく、むしろロレックスらしさを洗練された形で表現しています。全面改装されたこの空間は、壮麗さと親しみやすさの絶妙なバランスを実現しています。4フロア、総面積1100平方メートル(約1万1800平方フィート)という広大なスペースでありながら、ラグジュアリーでありつつも温かみのあるパーソナルな雰囲気を醸し出しているのです。
2025 VS工場新作:ロレックス デイトナスーパーコピー 126506 配重バージョン 163.8g 丹東4131ムーブメント
ブライアン・ダフィー氏(Watches of Switzerland CEO)とジャン・フレデリック・デュフール氏(ロレックスCEO)がテープカットしました。

このプレス向けオープニングイベントに参加する機会に恵まれましたが、この新店舗はまさに建築とリテールの融合による偉業としか言いようがありません。店内に足を踏み入れた瞬間、一般的な小売店とはまったく異なる世界に入り込んだような感覚を覚えました。Watches of Switzerland(HODINKEEの親会社)とロレックスは、このプロジェクトに約1年半を費やしており、その時間と配慮が細部にまで行き届いていることが感じられます。1階には7種類の異なる大理石が使用され、建物自体の構造も非常に印象的です。もともと1886年に銀行として建てられたこの建物は、ここ40年ほどのあいだに小売スペースへと転用されました。

もちろん、ロレックスはロンドンと深い結びつきを持っています。ハンス・ウイルスドルフ(Hans Wilsdorf)が1905年にこの地でブランドを創業したことからも、それは明らかです。1階の壁には彼の堂々たる肖像画が飾られており、その周囲には最新のロレックスコレクションが展示されています。このフロアとその上の階では、ゲストはこれらの傑作を鑑賞し、エキスパートのセールスコンサルタントのサポートを受けながら購入することができます。これらのコンサルタントは、どのような状況にも対応できるよう6カ月にわたる厳しいトレーニングを受けており、購入プロセス全体を通じてスムーズでパーソナルなガイダンスを提供します。GMTマスター II、コスモグラフ デイトナ、サブマリーナーが、これらのフロアの主力モデルとして展示されています。また1階の奥には、ロレックスグリーンのガラスと宙に浮かぶロレックスクラウンが特徴的な、美しいアトリウムが広がっています。4つのフロアはそれぞれ異なる体験を提供しますが、このアトリウムが高さ約13m(約43ft)にわたって各階を結びつけ、一体感を生み出しています。

「このブティックにあるすべての要素は、時間をかけ、細心の注意を払ってつくり上げられました。数々の独自の特徴を備え、真のフラッグシップとしての地位を確立しています。そして“最高のものは常にさらによくすることができ、そうあるべきだ”というロレックス創業者の信念を受け継いでいます」

– ブライアン・ダフィー氏(Watches of Switzerland CEO)
地下階へ降りると、そこはまさにロレックスコレクターにとっての楽園とも言える空間が広がっています。フロアには世界でも類を見ないほど充実した認定中古ロレックスのセレクションがそろっていました。展示されているのは、ジョン・メイヤーデイトナ、トゥッティ フルッティヨットマスター、そしてメテオライトダイヤルを備えたホワイトゴールド製GMTマスター IIといった、目を見張るようなモデルの数々です。さらに、ジュネーブからの到着待ちのアイテムとして、コメックス・サブを含む希少モデルも控えているとのことです。またこのフロアには6カ月ごとに入れ替わる特別展示スペースが設けられ、ロレックスの輝かしい歴史のさまざまな側面が紹介されます。現在の展示では、GMTマスターの進化をテーマにしたコレクションが披露されています。

地下階のGMTエキシビション。

各フロアを移動する際は、ぜひエレベーターを利用することをおすすめします。このエレベーターは壮麗なグリーンベゼルのディスプレイと並行して動き、ブティックのなかで最も印象的なデザインのひとつを特別な視点から楽しむことができます。1階に到着すると、そこは快適さとプライベート感を追求した空間が広がっています。ブティックの扉をくぐった瞬間から、ワールドクラスのカスタマーサービスが実感できるのですが、その最高の例ともいえるのがこのフロアです。エレガントなラウンジエリアに加えて本格的なバー、そしてVIP向けに設けられたふたつのプライベートルームが、より親密で特別なショッピング体験を提供します。このバーは単なる装飾ではなく実際に営業しており、このブティック限定のオリジナルカクテル“1905”が提供されます。この特別なカクテルを味わいながら、ジュネーブから到着予定のコメックス・サブに思いを巡らせるのも、贅沢な時間の過ごし方かもしれません。

このフロアには、ジェムセッティングされた現行ロレックスも展示されており、貴石の輝きを最大限に引き出すために大きな窓の近くに戦略的に配置されています。その空間は、洗練されつつも心地よい雰囲気に包まれています。さらにテニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラー(Roger Federer)選手とヤニック・シナー(Jannik Sinner)氏のポートレートがさりげなく飾られており、ロレックスがスポーツ界と深く結びついていることをさりげなく伝えています。

さらに1フロア上がると、最上階はロレックス認定サービスセンター専用のスペースとなっており、ロレックスが品質に対して揺るぎないこだわりを持っていることを象徴しています。室内に足を踏み入れるといくつもの小さな作業台が並び、奥にはガラス越しに工房が見えるようになっています。そこでは時計職人や研磨職人、技術者たちが、ブレスレットの微調整からムーブメントのオーバーホールに至るまで、細心の注意を払いながら作業を進めています。この精巧な職人技と高度な技術には思わず引き込まれました。ロレックスの時計が分解され、再び組み上げられていく様子を目の当たりにするのは魅了されるのです。

ここは間違いなく訪れるべき場所です。もしまだ足を運べない方もご安心を。Instagramでこの空間を特別にご紹介するので、ぜひチェックしてください。このブティックはロレックスの豊かな伝統と現代的なラグジュアリーリテールのコンセプトが見事に融合した空間となっています。それはまるで、このブティック限定のオリジナルカクテル“1905”のようなもの。ロンドンでの創業と、その絶え間ない進化を讃えるのにふさわしい存在です。

このブティックは、3月14日(金)にロンドンのオールド・ボンド・ストリート34番地で正式にオープンしました。所在地、営業時間、連絡先などの詳細情報はこちらからご確認いただけます。それでは、新たに誕生したロレックスのロンドンの新拠点をご覧ください。

ショパールの最新デザインコードをまといアップデートされた。

このモデルはL.U.Cコレクションにおいて最長のパワーリザーブを誇り、パワーリザーブインジケーターが常に主要なデザイン要素となってきたものだ。今回、ショパールはそのインジケーターをムーブメント側に移動させ、手首での印象をよりすっきりとしたものにしている。

ショパールマニュファクチュールは、2000年にCal.98.01-Lを自社第2のムーブメントとして発表した。1996年にCal.96.01-Lによって築かれた、まだ発展途上であった基盤をもとに、クアトロは前例のない4つの香箱を備えたムーブメントを採用し、驚異的な約9日間のパワーリザーブを実現した。これは一般的な腕時計のなかでも最長クラスのものである。長時間の駆動と大容量の主ゼンマイは魅力的だが、クアトロの真の偉業は当時も現在も変わらず、COSCのクロノメーター認定を取得していることである。通常、長時間のパワーリザーブを備えると精度の維持に課題が生じるが、このモデルでその心配はない。

2025年のクアトロは、従来より1mm小さい39mm径のケースで登場した。ミドルケースは控えめなバシーヌ(わずかに膨らみのある)形状を採用し、これによりスリムなプロポーションを実現。ミドルケースには縦方向のサテン仕上げが施され、ポリッシュ仕上げのベゼルやケースバックとのあいだにコントラストを生み出している。深みのあるブルーのフロステッド仕上げのダイヤルには、ヘリンボーン模様のローズゴールド製アプライドインデックスが配され、クアトロの系譜における大きな意匠変更となっている。

本作の心臓部には、オリジナルのクアトロムーブメントを進化させた新Cal.98.09-Lが搭載されている。4つの香箱(2対に重ねられた構造)には、全長1.885mのゼンマイが収められており、従来同様、驚異的な約9日間のパワーリザーブを実現している。さらに今回、パワーリザーブ表示はより洗練されたデザインとなり、ジュネーブ・シールによる仕上げが施された。従来モデルと同様、キャリバーには微調整のためのスワンネック緩急針が備わり、精度を高めるフィリップスターミナルカーブを持つらせん状のヒゲゼンマイが採用されている。

我々の考え
クアトロは、L.U.Cコレクションのなかでも少し風変わりな存在であった。確かに時計愛好家を引きつける、技術的に優れた時計ではあったが、決して商業的に成功を狙った製品には見えなかった。もっともそれ自体は悪いことではない。だが今回のL.U.C クアトロ マーク IVは、単に驚異的なムーブメントにそこそこの時計を組み合わせたものではなく、優れたムーブメントを備えた、優れた時計を目指す方向に大きく舵を切ったことが感じられる。これまでのクアトロは(直近の限定モデル、スピリット 25を除けば)、12時位置のパワーリザーブインジケーターが過剰に強調され、ほかに語るべき美観が少ない印象があった。対して今回の新作ははるかにエレガントであり、コレクション全体をとおして見ても、見事に調和している。

1月、ショパールはフライング T ツイン パーペチュアルとルナワン QPの発表を通じて、L.U.Cコレクションにおける新たなデザイン路線を示唆した。そして本日発表されたクアトロもその美的アップデートを受けている。とりわけラグ構造における変更が目を引く。これらの変更は実に好印象であり、Watches & Wondersで実際に手首に乗せたときに感じる違いがいまから楽しみである。この新しいL.U.Cのデザイン路線が今後どこまで広がるのか、特に人気の高い1860にも適用されるのか(そしてそれがいつになるのか)、期待が高まるばかりだ。今後の動向に注目したい。

39mmケースへの移行は、小さなサイズの時計を好む自分のような人間にとって歓迎すべきアップデートだ。個人的な好みを超えて考えても、39mmというサイズはとてもバランスがよく、より多くの手首に自然にフィットする、いわば民主的なサイズといえる。文字盤上の情報量が抑えられたことで全体のバランスが向上し、日常的につけやすい時計となった。一方でムーブメントは依然として、技術的に素晴らしい。機械式時計の驚きを味わいたい一方で、より洗練されたデザインを好むコレクターにとって、このクアトロ アニバーサリーエディションは四半世紀にわたる革新へのふさわしいオマージュとなっている。

今後数日にわたってさらに多くの情報をお届けする予定だ。ショーで発表されるすべての新作は、ぜひこのページでチェックして欲しい。

基本情報
ブランド: ショパール(Chopard)
モデル名: L.U.C クアトロ マーク IV(L.U.C Quattro Mark IV)
型番: 161954-5001

直径: 39mm
厚さ: 10.4mm
ケース素材: 18Kエシカルローズゴールド
文字盤: ガルバニックディープブルー(フロステッド仕上げ)
インデックス: アプライド
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ブルーアリゲーターレザーまたはブラウンカーフスキンレザー、18Kエシカルローズゴールド製ピンバックル

ムーブメント情報
キャリバー: L.U.C 98.06-L
機能: 時・分表示、スモールセコンド、日付表示、パワーリザーブインジケーター(裏蓋側)
直径: 28.6mm
厚さ: 3.75mm
パワーリザーブ: 約9日間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 38
クロノメーター: あり、COSC
追加情報: 4つの香箱、ジュネーブ・シール取得済み

価格 & 発売時期
価格: 579万7000円(税込予価)
発売時期: 発売時期未定

ロレックス人気モデルのエクスプローラー 36mm 124270 / 124273 40mm 224270が新登場。

どちらも新作ですので、大幅な上下動はなく国内定価の1.5倍から2倍までいかない感じをキープしていました。

今年2023年の1月に価格改定があり、エクスプローラーも定価が上がっています。

為替がまた円安に向かって徐々に進んできていることも、コロナが5類感染症に移行したことで人出が街に戻ったことも、海外からの旅行者たちがショッピングを楽しんでいることも、様々な要因が少しずつ作用して腕時計の相場が上がってきているようです。

特に目立つロレックスやパテックフィリップのセカンドマーケット相場が元気な感じになってきています。

と、言う事で現在はどんな状況でしょう。

ファーストロレックスにオススメにできるエクスプローラーの相場をチェックです。

EXPLORER 36mm 124270

まずは36mmのスティール エクスプローラー 124270です。

2023年の1月に価格改定があり、国内定価は現在 860,200円。

一生使える腕時計なので「高すぎるよ」ってことはありませんが、また定価が上がりそうで怖いですね。

エクスプローラーのグッドポイントはたくさんありますが、何と言ってもシンプルで壊れないこと。悪目立ちせずスーツにも合うこと。

デザインがずっと変わらないことも所有者には嬉しいポイントですね。

高精度クロノメータームーブメント キャリバー3230は70時間パワーリザーブ、耐衝撃性にも優れ磁気にも強いブルー パラクロム・ヘアスプリングを使用しています。

価格ドットコムの並行新品相場(最近は国内未使用相場になりつつあるけど)です。

5か月前は128万円でしたので、ほとんど変わっていませんね。

過去2年間の価格推移グラフ。

昨年末までググっと下がっていましたが、そこからかなり安定しているのが見て取れます。

しばらく124270は大きく跳ね上がったり、大きく落ち込んだりしない1番安定したモデルになるんじゃないかな?と思います。40mmの新型が出たことで注目はそちらに移るでしょうから、セカンドマーケットではいつ買っても基本的に変わらない安心なモデルだと言えるでしょう。

私的にはオイパペより、ファーストロレックスにオススメです。

EXPLORER 36mm Yellow Rolesor 124273

さて、続いてロレゾールの124273です。

現在の国内定価は 1,397,000円となっています。

価格改定前は1,322,200円でしたので、7.5万円ちかく値上げとなりました。

なぜにロレックスのデザインチームはこの素材でリリースしたくなったのかわかりませんが、新鮮と言えば新鮮(皆さんは好きですか?)斬新と言えば斬新。

価格ドットコムです。

前々回は176万円、前回は174万円ほどでしたので、ほぼ変わっていませんね。

と思ったのですがグラフを見ると、結構上下しています。

たまたま似た相場のタイミングでチェックしていたんですね。スティールのエクスプローラーほど安定性はなく、下から上まで15万円ほどの差が数ヶ月で生まれます。

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現在は少し上向き。

定価140万円なので、160万円くらいまで下がってた時は「買い」だったのかも知れません。

EXPLORER 40mm 224270

最後は、今年2023年の新作 40mmのエクスプローラー 224270です。

今年はエクスプローラー誕生70周年の特別な年、トレンドの大型化ですが新サイズ40mmが満を持して出てきましたね。

39mmがディスコンになり、ラージケース好きの皆さんはかなり動揺したに違いありません。

39mmは幻の「ジャンボ」になってしまうのか?そう思ってた矢先の40mm。

まさかの2サイズ展開とは・・・。

私の予想では、70周年は金無垢だと思ってたんですが違いましたね・・・

スペックは40mmのスティールケースに124270と同じノーデイトムーブメント キャリバー3230を搭載しております。

国内定価は 909,700円。

ファーストドロップはゴールデンウィーク中で、約180万円からスタートしました。

ジャックロードさんの159万円が個人的に見た1番安い価格かな?

価格ドットコムを見てみましょう。

現在の最安掲載価格はクォークさんの約170万円。

まだマーケットに出てきたばかりなので定まっていませんが、200万円にはならないでしょうし36mmの124270以下にもならないでしょう。

コンビの124273と40mmの224270の相場が同じくらいになるような気がします。

こちらがクォークさん。

しばらくは160~180万円くらいで推移しそう。

まとめ

いかがでしょうか?

「2023年5月 ロレックス人気モデルの相場を追う!エクスプローラー 36mm 124270 / 124273 40mm 224270」でした。

やっぱりエクスプローラーは36mmだ~!と、思うのは細腕オジサンだけでしょうか?

私が欲しい36mmの124270、中古なら110万円前後で出てくるようになっています。新品も中古も安定していますね。

コンビネーションモデルは好き嫌いがありそうですが、物珍しいのか結構高い数字をキープ中。コンビのシードゥエラーも安定しています。武骨なモデルのコンビ化、次はエクスプローラーIIかも。

そして新型の40mmですね。

待ってました!と思ったヤングなロレックスファンには刺さること間違いなし。

視認性の良い、普遍のデザインですから「一生もの」です。

昔みたいな大大大人気!という感じではありませんが、誰もが嫌いじゃないモデルだと思います。なので、いつ買ってもそれが「買い時」。多少の上がり下がりはあるにして、買うタイミングに大失敗は無いでしょう。

私も早くエアキング手放してエクスプローラーに乗り換えようっと。

それではまた!

チューダー 2542G247NU ペラゴスFXD GMT Zulu Time 42mmが新登場。

2021年にフランス海軍とのコラボレーションによって生み出されたペラゴスFXD、ロレックススーパーコピー代引き 優良サイト毎年のようにコラボレーション相手を変えて新作をリリースしてきましたが、

42mmのチタンケースはFXD仕様の嵌め殺し的、セラミック製ベゼルディスクのデザインは旧エクスプローラーIIのような武骨さ、GMT機能、マスタークロノメーターで超耐磁性、200m防水、65時間のパワーリザーブ。

並べてみると凄いスペックですけど、国内定価は651,200円と安価ですね。

コックピット内の強力な磁場でも耐えうるMETASによるマスター クロノメーター認定でオメガを追います。

マニュファクチュール キャリバー MT5450-Uは、今年の新作のBLACK BAY 58 GMT コークベゼル7939G1A0NRU と同じムーブメントです。

耐久性もしっかりしているなら最強クラスの1本と言えるでしょう。

もしエクスプローラーIIのミリタリー仕様があれば、このペラゴスFXD GMT Zulu Timeみたいなデザインになっていたのかも知れません。

因みにペラゴスの方はベゼルが回転し、第3時間帯も確認可能です。

フランス海軍の特殊部隊との共同開発に始まったペラゴス FXD のデザインコンセプトは、今やフランス海軍航空隊のニーズにも応えるに至る。新たに搭載された機能により、飛行士やフライトサポートチームは、現地時間と第3タイムゾーンに加え、「ズールー時間(Zulu Time)」と呼ばれる時間を把握できるようになったのだ。

フランス海軍航空隊
1950年代以来、チューダーはフランス海軍(Marine Nationale)にダイバーズウォッチを公式に提供してきた。初代ペラゴス FXDモデル(「FXD」とは、ケースにストラップバーが固定“Fixed”された極めて頑丈な構造にちなむ)は、2021年に発表され、チューダーとフランス海軍のレガシーでありつづけている。

確かな実績の証明
長年にわたる現場使用を通して、ペラゴス FXDコンセプトはその確かな実績を証明してきた。そして2024年、FXDコレクションは、フランス海軍航空隊(Aéronautique Navale)の要求に応じて、さらなる進化を遂げる。

3つのタイムゾーンを同時に把握
ペラゴス FXD GMTは、軍事用語で「ズールー時間」と呼ばれる協定世界時間(UTC)を含む最大3つのタイムゾーンを同時に計測できる。すべての航空機乗員が基準とする「ズールー時間」を表示する本モデルは、重要なミッションを遂行する際に必要不可欠なツールだ。「ズールー(Zulu)」という名称は、航空業界で使用されているフォネティックアルファベットコード「Z」、または「ゼロ(zero)」の頭文字を表している。

Form follows function
フランス海軍航空隊は、ズールー時間で活動する。このズールー時間を管理しやすくするために、チューダーはペラゴス FXD GMTを開発した。この時計は機能性を追求しており、ストラップバーが固定された頑丈かつ軽量なグレード2 チタニウム製ケースは200 mの防水性能を備えている。高性能機械式ムーブメントを搭載した42 mmケースは、コントラストが際立つダイアル、カラーコーディングされた針、そして鮮やかなオレンジが映える、ハンドメイドの矢印型24時間針が特徴的だ。これらの針、アワーマーカー、そしてベゼルの発光塗料が瞬時に時刻情報の確認を可能にし、暗い環境や夜間でもより高い視認性を実現。

M2542G247NU-0002

M2542G247NU-0002
Pelagos FXD GMT

¥651,200

マニュファクチュール キャリバー MT5652-U
42 mm チタニウム製ケース
グリーン ファブリックストラップ

The new Pelagos GMT
フランス海軍から着想を得たこの時計は、フランス海軍航空隊(Aéronautique Navale)が立ち向かう過酷な現場で求められる精度と信頼性を保証する。

Watch Specifications
Reference: M2542G247NU-0002

5年間保証
5年間の国際保証

ケース
42 mm チタニウム製ケース、サテン仕上げ、ストラップバー固定構造

ラグ:ラグの幅22 mm

ケースの厚さ:12.7 mm

ムーブメント
マニュファクチュール キャリバー MT5652-U(COSC、METAS認定 )
GMT機能を内蔵した両方向回転ローターシステム搭載の
機械式自動巻ムーブメント

パワーリザーブ
65時間のパワーリザーブ

リューズ
チタニウム製リューズ、チューダーのシールドロゴの刻印

防水性能
200 m (660 ft)防水

ベゼル
ブラックセラミックインサートを備えた、チタニウム製24時間目盛り入り両方向回転ベゼル

ダイアル
マットブラック、ベージュのアワーマーカー

クリスタル
サファイアクリスタル

ブレスレット
グリーンの引き通し式ファブリックストラップ、チタニウム製ピンバックルとキーパー。
フランス海軍航空隊のラウンデルが施された取り外し可能なファブリックバンドキーパーが付属

実機レビュー

チタンケースで非常に軽いですね。

質感も良いですが、実際に見ると凄い格好良いです。

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やっぱりスクエアハンド(イカ針)にはスクエアインデックスですよ、間違いありません。

1655のようなオレンジカラーのGMT針がイカしています。

全数字の両回転ベゼルもグッド。

セラミックなので更にグッド。

ストラップ込みで79グラム。

このイカリに丸のロゴはフランス海軍航空隊のラウンデルマーク。

外せます。

そこまで薄くはありません。

引き通しストラップしか着けられないはめ殺しラグ。

M.N.24でナンバーは固定。

因みに2025年はM.N.25でM2542G257NU-0002と型番も変わります。

2026年はM.N.26なんでしょうね。

イカリマーク。

インデックスは良く見るとアプライドのフチあり。

まだまだ定価以上のプレミアム価格ですが、定価以下になったらお勧めします。

いいなコレ。

M2542G257NU-0002

M2542G257NU-0002
Pelagos FXD GMT
マニュファクチュール キャリバー MT5652-U
42 mm チタニウム製ケース
グリーン ファブリックストラップ

¥663,300

Gのあとの数字2桁は2024年や2025年の下2桁だと思います。

まとめ

いかがでしょうか?

「【2024年新作】チューダー 2542G247NU ペラゴスFXD GMT Zulu Time 42mm ¥651,200-」でした。

久々のフランス海軍コラボでした。

良いですよね?ペラゴスFXD GMT。

ズールータイムが何だかわかりませんけれど。

ロレックスがあるので、チューダーのデザインは完ぺきの一歩手前にいつもありますが、スペックだけならオメガに匹敵し価格は凌駕しています。

世間的にもロレックスとチューダーはもうほぼ別のブランドと言う認識だと思うので、そろそろデザインも攻めていって欲しいですね。

アイコンのスクエアハンドをもう少し何とかしてほしいです、本当に。

後は言うことないですよ、時期にも水にも強くアレルギー対策もしておりベゼルも耐傷性に優れたセラミックインサートです。

軽く、強く、格好良いし、安い(オメガより)。