50周年だったことで誰もが予想できたエクスプローラーIIの新作発表(モデルチェンジ)は、これまた予想通り白黒2種類の文字盤が用意されGMTマスターIIと同じムーブメントのキャリバー3285を搭載しています。

国内定価は9月に改訂さて現在は1,122,000円。

今日は介入があり137円から133円まで急激に円高に振れましたが、さて9月より10円ほど動きましたが定価は下がりませんかね?

前回のチェックが7月ですので5か月ぶりの定点観測。

年始の上昇からピークは2月と言ったタイミングでしたが、3月から5月にかけてエクスプローラーIIは下がらずに平行線でした。そこから7月までは徐々に上がっていった不思議なモデル。

新作なのでそこまでの影響を受けなかったか、そもそも高くなかったか、もう少し様子を見ないと新型エクスプローラーIIの実力はわかりませんが、単体で見れば相場維持しているモデルです。

現在はどうなっているのか?それでは相場を見ていきましょう。

エクスプローラーII 226570 白文字盤 キャリバー3285 42mm

まずは近頃人気な白文字盤から。

6時位置の王冠マークが無ければ新型かどうか気付きにくいほど変化の無い見た目です。

先ほども書きましたが9月に価格改定があり国内定価は 1,049,400円から1,122,000円となっています。

白文字盤でも黒文字盤でも、価格とスペックは同じです。

価格ドットコムから並行新品および正規未使用品最安掲載価格です。

約162万円。

7月は192万円でしたので30万円ほど下がっていますね。

かなり大きな違いです・・・

グラフを見てみますと、多少の上下動はあるものの11月まではそれなりの相場でしたが、一気に下がっていっているのがわかります。

国内では緩和され外国人観光客も増えつつありますが、中国ではゼロコロナが失敗、緩和で感染者急増し日本への旅行どころか経済が悪化しています。チャイナマネーに期待も出来ず、円安も少しずつ落ち着いてきたので腕時計の相場が上がる理由が無くなっていますね。

こちらは中野ブロードウェイのかめ吉さん。

新品の掲載が165万円。

下がったとは言え、定価から見ればまだ50万円以上もプレミアム価格です。

定価に近づけば、正規店に並ぶ機会も増えるかも知れません。

エクスプローラーII 226570 黒文字盤 キャリバー3285 42mm

続いて黒文字盤。

以前はエクスプローラーIIも黒文字盤の方が人気でしたが、デイトナ同様に白文字盤の方が人気のようです。

またいつか文字盤での人気不人気も切り替わる時が来るのかも知れません。

旧型216570と比較しますと、浮いているように見える「ゴーストハンド」が無くなっていますね。

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現在は約160万円。

7月が173万円でしたので白文字盤ほどではありませんが、やはり落ち込んでいます。

白文字盤との差がほとんど無くなりました。

グラフを見てみますと、最近になって急激に下がっているのがわかります。

それでも新作ですので、去年の今頃よりは高いですね。

中野ブロードウェイのかめ吉さん。

新品が162万円で販売されています。

白文字盤との差が埋まりました。

新エクスプローラーII の買取相場

こちらの買取相場表は銀座ラシンさん。

黒文字盤の未使用品買取が125万円、白文字盤が130万円となっています。

7月と比較するとめちゃくちゃ下がっていますね(黒155万円、白170万円でした)。

こちらはジャックロードさん。

黒文字盤は約122万円、白文字盤は129.7万円。

前回はラシンさんと開きがあったジャックロードさんですが、今回はほぼ同じ。

ジャックロードさんが高く買うんじゃなくて周りが下がってきた印象です。

同じく中野ブロードウェイのかめ吉さん。

コマ未調整の未使用品と言う縛りがありますが、黒が144万円、白が146万円。

かなり高い。