カテゴリー: スーパーコピー時計

ボーム&メルシエ リビエラ GMT 42mm Ref.10658 & Ref.10659の新作情報です。

どちらもステンレススティール製42mmのケース(厚さ10.96mm)シースルーバック仕様、 10気圧防水となっています。

赤いGMT針とウェーブ模様の文字盤が良い感じです。

価格帯はTUDORやTAG HEUERとバッティングしますかね。

ホームページを見てもキャリバーナンバーなどはわかりませんでした。

秘密主義ですか?(笑)

Riviera 10658

Riviera 10658
自動巻きウォッチ – 42MM
GMTコンプリケーションを搭載した「リビエラ」10658は、12角形のステンレス・スティール製ケースに収められ、 文字盤にはサンレイ・サテン仕上げとウェーブ装飾が施されています。クラシシズムとカジュアルな両面を兼ね備えたこの「リビエラ」は、サファイアクリスタルのケースバックを備え、ステンレス・スティール製のインターチェンジャブル”Fast Strap”ブレスレットを装備しています。

¥440,000

商品詳細
トラベルウォッチ「リビエラ」10659と10658は、その4本目の針により、第2時間帯の時間を瞬時に読み取ることができます。この第4の赤いセンター針は、24時間かけ文字盤上を一周し、時間を刻む繊細な目盛りによって旅する現地の時間を正確に表示することができます。これら2つの新作「リビエラ」GMTは、2つのバージョンで展開されます。 10気圧防水(約100m)を備え、比類ない技術性を誇るこれら2つの新作タイムピースは、現代の時計製造におけるメゾンのヴィジョンを体現し、世界を旅するトラベラーの最も厳格な基準に応えています。

主な特徴
自動巻き ウォッチ
パワーリザーブ:42 時間
防水機能:10 ATM (約 100 m)
セントラル・ハンド デュアルタイム, 日付
サファイアクリスタル ケースバック

ムーブメント スイス製
エネルギー 自動巻き
振動数 28800.0vph/4.0hz
石数 21

ケース
形状 12角形
厚さ 10.96 mm
素材と仕上げ スティール, ポリッシュ– サテン仕上げ
ベゼル 非回転ベゼル
ケースバック サファイアクリスタル製ケースバック, ねじ止め式バックケース
ダイヤル 針 ロジウムプレート, ドーフィン

ストラップ
素材 スティール, ポリッシュ/サテン仕上げ
クラスプ セーフティ・トリプル・フォールディング・バックル, スティール, ポリッシュ

Riviera 10659
Riviera 10659 メンズ ウォッチ | Baume & Mercier null null

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Riviera 10659
自動巻きウォッチ – 42MM
GMTコンプリケーションを搭載した「リビエラ」10659は、12角形のステンレス・スティール製ケースに収められ、 文字盤にはサンレイ・サテン仕上げとウェーブ装飾が施されています。クラシシズムとカジュアルさを見事に融合したこの「リビエラ」は、サファイアクリスタルのケースバックを備え、ブルーのインターチェンジャブル”Fast Strap”ラバーストラップを装備しています。

¥412,500

Riviera 10659 メンズ ウォッチ | Baume & Mercier null null

ダイヤル
色、仕上げ ブルー
針 ロジウムプレート, ドーフィン

ストラップ
素材 ラバー, ブルー
バックル セーフティ・アジャスタブル・トリプル・フォールディング・バックル, サテン仕上げ 仕上げ

まとめ

いかがでしょうか?

「【2025年新作】ボーム&メルシエ リビエラ GMT 42mm Ref.10658 & Ref.10659 」でした。

私の感覚ですが、いまいち盛り上がってないリビエラシリーズ。

安い!買おう!、とか格好良いし独自のデザインが素晴らしい!などの声を、SNS上では見聞きしません。

悪くないと思いますし、高すぎることもないのですが、はまってないですよね。

何がダメなんでしょう?

ボーマティックの出し惜しみか、ラインナップをごちゃごちゃさせ過ぎたか・・・

難しいですね。

皆さんは「何」だと思いますか?

惜しいんですよ。

何だろ。コメントお待ちしております。

それではまた!

セイコー プロスペックスからタイ限定モデルのご紹介。

モンスターと呼ばれるコスパの良いダイバーズウォッチが3本リリース予定されていたので2日に分けてご紹介。

2日目の今日はストーム&サンシャイン、ポケモンの新シリーズみたいなニックネームですが、2本の対になるモンスターです。

昨日ご紹介したSRPL41K1 “プラジャムヤム”同様に、200m防水、ケース径42.4mm、キャリバー4R36と言うスペック。

ウブロスーパーコピーn級品 代引き各1500本ずつのタイ限定モデルで、真っ黒いボディのストームSRPK51は 26,800バーツ(約114,500円)、水色文字盤が目を引くサンシャイン SRPK53は 24,800 バーツ(約105,800円)となっております。

ストーム タイ限定版 SRPK51K & サンシャイン タイランド限定版 SRPK53K
1500個限定生産。

セイコータイランドは、タイ市場向けに2つの新しい限定版モンスターを発表しました。ブラックのケースと文字盤、ブルーのベゼルマーキングが特徴のSRPK51「ストーム」と、ゴールドの時針、ブルーの分針、グリーンの秒針、オレンジのチャプターリング、そしてブルーとパープルのベゼルマーキングが特徴のSRPK53「サンシャイン」です。両モデルともステンレススチールケースで、サイズは42.4 x 13.4 x 49.4mm、ムーブメントは自動巻きキャリバー4R36を搭載しています。両モデルとも1500本の限定生産です。

天気をモチーフにした面白いモデルです。

文字盤や配色にこだわりのある限定モデルです。

ハードル高めのタイ限定モデルですが、気になった方は是非。

SRPK51K Storm

SEIKO PROSPEX「Storm and Sunshine」タイ限定モデル SRPK51K(1,500本限定)

฿26,800(タイバーツ)

デザインと特徴

このモデルは、セイコーの人気ダイバーズウォッチ「モンスター」シリーズをベースに、嵐の空からインスピレーションを得たデザインが特徴です。ブラックIPコーティングが施されたステンレススチール製のケースとブレスレットが、嵐の暗闇を表現しています。ダイヤルは特殊な技術で、形成される雲のような質感を再現し、力強く荒々しい嵐の雰囲気を演出しています。

ベゼルには、12時から4時位置までのミニッツスケールにブルーを採用し、ブラックのケースとストラップとのコントラストを際立たせています。3時位置には日付と曜日を表示するサブウィンドウが配置され、時分秒針およびインデックスにはルミブライトが施され、暗所での視認性を確保しています。さらに、ローズゴールドカラーのリューズとケースバックが、エレガントなアクセントとなっています。

仕様

ムーブメント:自動巻き(手巻き機能付き)
キャリバー:4R36
精度:日差 +45秒 ~ -35秒
パワーリザーブ:約41時間
ケース素材:ステンレススチール(ブラックIPコーティング)
ケースサイズ:直径42.4mm、厚さ13.4mm
風防:ハードレックスクリスタル
防水性能:200メートル(ダイバーズ仕様)
バンド:ステンレススチール(ブラックIPコーティング)
その他:ねじ込み式リューズ、ねじ込み式ケースバック(ローズゴールドカラー)

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SRPK53K Sunshine

SEIKO PROSPEX「Storm and Sunshine」タイ限定モデル SRPK53K(1,500本限定)
価格:฿24,800(タイバーツ)

デザインと特徴
このモデルは、セイコーの人気ダイバーズウォッチ「モンスター」シリーズをベースに、嵐の後の晴れ渡る空からインスピレーションを得たデザインが特徴です。​スカイブルーのダイヤルは、柔らかな雲が浮かぶ晴天を思わせるテクスチャーで、まるで油絵のような芸術的な仕上がりとなっています。​

ベゼルには、ブルーからパープルへのグラデーションが施され、内側のチャプターリングはレッドからオレンジへのグラデーションで彩られています。​時針はゴールド、分針はディープブルー、秒針はグリーンと、異なる色使いが特徴的です。​これらのカラーリングは、雨上がりの空に現れる虹のような美しさを表現しています。​

3時位置には日付と曜日を表示するサブウィンドウが配置され、時分秒針およびインデックスにはルミブライトが施され、暗所での視認性を確保しています。​さらに、イエローゴールドカラーのリューズとケースバックが、エレガントなアクセントとなっています。

仕様
ムーブメント:​自動巻き(手巻き機能付き)
キャリバー:4R36
精度:​日差 +45秒 ~ -35秒
パワーリザーブ:​約41時間
ケース素材:​ステンレススチール
ケースサイズ:​直径42.4mm、厚さ13.4mm、ラグ間49.4mm
風防:​ハードレックスクリスタル
防水性能:​200メートル(ダイバーズ仕様)
バンド:​ステンレススチール
その他:​ねじ込み式リューズ、ねじ込み式ケースバック(イエローゴールドカラー)

まとめ

いかがでしょうか。

「【タイ限定】セイコー プロスペックス ストーム&サンシャイン SRPK51K SRPK53K」でした。

どちらも格好良いです。

タイの方には10万円はちょっと高い気もしますけれど、買うのは現地の方々なのだろうか・・・。

先日 国内でもモンスターをBEAMSとのコラボレーションモデルとして300本と少なめですがリリースしていました。

現在のスペックからするとやや見劣りするため、レギュラーモデルとしてはもう国内ではお目にかかれないかも知れないキャリバー4R36搭載機モンスター。

アジアマーケットではまだまだ元気に様々なモデルがリリースされていますね。

特にタイ限定モデルは面白いカラーが多いのでマニアにも大人気。

今後も気になるモデルがリリースされましたら、こちらでお知らせしてまいります。

それではまた!

新作時計の中から、時計のプロがベスト5を選ぶ企画。

今回はジュエリー/ウォッチジャーナリストの本間恵子が選んだ5本を紹介する。一部のセレブによって首や足首に着用されるなど、ハイジュエリーウォッチの在り方が変わりつつある2024年を象徴するような、一見時計とは分からないようなモデルが多く選出された。なお、5本の時計に順位はない。

エルメス「エルメス カット」
新しいレディースウォッチを作るにあたって「エルメス H08」という非常に良くできたメンズウォッチを小さくするのではなく、「エルメス カット」を作り上げてしまうところにメゾンの矜持とこだわりを感じる。欲しい時計として推す。

エルメス「エルメス カット」
自動巻き(Cal.エルメス・マニュファクチュールH1912)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径36mm)。10気圧防水。102万4100円(税込み)。(問)エルメスジャポン Tel.03-3569-3300

カルティエスーパーコピー代引き 優良サイト「ポリモルフ」
ビス、クギに続いてカラビナが豪華にデザインされた。ペンダントとして使うのもいいが、ルビーを配したリング状のパーツを動かせばカラビナを開閉できるので、デニムのベルトループに通して着けたりするとひたすらかっこいい。

カルティエ「ポリモルフ」
クォーツ。コレクターズピース。(問)カルティエ カスタマー サービスセンター Tel.0120-301-757

シャネル「プルミエール サウンド」
時計が時計の形をしていなくてもいいじゃないかという試みは、これまで多々なされてきたが、これには本当に驚いた。もはや時計が付いている意味がない。そのことによって、時計のデザインとは何かを考えさせられてしまった。

シャネル プルミエール サウンド
シャネル「プルミエール サウンド」
クォーツ。SSケース(縦26.1×横20mm、厚さ7.65mm)。30m防水。253万円(税込み)。(問)シャネル(カスタマーケア) Tel.0120-525-51

ショパール「ラグーナ ハイジュエリー シークレットウォッチ」
実は現物をまだ見ていないのだが、これは間違いなくスゴいやつ。まるで人魚のブレスレットだ。ショパールはハイジュエリーに陽極酸化したチタンをよく使うのだが、この時計でもカラフルなチタンがものをいっている。

ショパール ラグーナ ハイジュエリー シークレットウォッチ
ショパール「ラグーナ ハイジュエリー シークレットウォッチ」Ref.105374-9001
クォーツ。18KRG✕18KWG(直径16mm、厚さ9mm)。ユニークピース。(問)ショパール ジャパン プレス Tel.03-5524-8922

ヴァシュロン・コンスタンタン「エジェリー・ムーンフェイズ」
なぜかレディースウォッチには妙に生々しい色や子どもじみたパステルカラーが多くなりがちなのだが、この「モーヴ色」を見て久々に溜飲が下がった。少しくすんだような、それでいて濁っていない、きれいめニュアンスカラーを待ち望んでいた。

エジェリー・ムーンフェイズ
ヴァシュロン・コンスタンタン「エジェリー・ムーンフェイズ」
自動巻き(Cal.1088/1L)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KPGケース(直径37mm、厚さ10.08mm)。642万4000円(税込み)。(問)ヴァシュロン・コンスタンタン Tel.0120-63-1755

総評
今年はテイラー・スウィフトが腕時計をチョーカーネックレスに仕立て直したり、リアーナが足首にブレスレットウォッチを巻いたりして、ファッションシーンでは時計が手首の定位置から飛び出した。高級時計というアイテムが記号化し、宝石と同等になったのだと思う。つまり、従来なら稀少な大粒の宝石が入るべき位置に、記号としての宝石である時計があしらわれるようになってきた。

カルティエのカラビナ形ウォッチ、シャネルのネックレス一体型ウォッチも、そう考えるとつじつまが合う。今年はソートワール(ロングペンダント)形ウォッチも、いくつかのマニュファクチュールで散見された。時計が腕時計のテイを成していないデザインは、これまでにも「こんなの作っちゃいました」系のギミックとしていろいろ作られてきたが、良質なジュエリーとして仕立てれば、単なるギミックではなくハイファッションの一部として受け入れられるのだ。

来年は、1925年にパリで開催された通称「アール・デコ博覧会」からちょうど100年。アール・デコの潮流は時計にもジュエリーにも多大な影響を与え、一時代を作り上げた。この頃のジュエリーウォッチのデザインは今見てもモダンで、心が浮き立つような華やかさがある。ということで、来年はこの黄金期を振り返ったアール・デコ風ジュエリーウォッチがいくつか出てきて時計界を賑わせると思うのだが、はたしてどうなるか。

1960年代のデザインを現代にアップデートさせた「プレザージュ スタイル60’s」に、パステルトーンの新色が登場した。

ミッドセンチュリー(昭和)の空気を思わせるパステルトーンと、実用性を兼ね備えたレトロな意匠が、ヴィンテージファンはもちろん、デイリーユースの腕時計を探す新たな層にも訴求する1本だ。

セイコー「プレザージュ スタイル60’s」Ref.SARY265
自動巻き(Cal. 4R35)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径39.5mm、厚さ12.0mm)。5気圧防水。7万3700円(税込み)。2025年5月23日発売

「クラウン クロノグラフ」調デザインモデルにパステルカラーが追加
セイコーは、1960年代の雰囲気を醸し出す「プレザージュ スタイル60’s」に3つの新作モデルを追加し、コレクションを拡充する。プレザージュ スタイル60’sは、1960年代という象徴的な時代にインスピレーションを得つつも、時代を超えたデザイン、柔らかな色調、メタリックなアクセントを融合させることで、現代的な表情を見せている。

時計界で大きな躍進が見られた1960年代
1960年代は、社会的・文化的・技術的に変革の時代であった。時計業界においても、それは革新と大ぶりなデザインが花開いた時期であり、特に機械式時計やクロノグラフが隆盛を極めた。

ロレックス時計コピー 代引き、オメガ、ホイヤーといった名だたるブランドは、アイコンとなるモデルが次々と生まれ、その地位を確立していった。1957年に誕生したオメガ「スピードマスター」は1969年の月面着陸で着用されたことでその地位を確かなものにした。加えて、自動巻きクロノグラフの初開発競争などが代表例として挙げられるだろう。ちなみに、この競争においてセイコーも重要な役割を果たしている。

日本初のクロノグラフウォッチ「クラウン クロノグラフ」
セイコーは、この時代に画期的な技術と、手頃な価格の腕時計で革新をもたらした。1964年、同社は東京オリンピックに合わせて、日本初のクロノグラフ機能付き腕時計「クラウン クロノグラフ」を発表。同大会の公式タイムキーパーも務めた。

クラウン クロノグラフは、当時の一般的な他社製クロノグラフとは一線を画すデザインで、サブダイアルを採用せずに、中央に配されたクロノグラフ秒針と両方向回転ベゼルを用いて経過時間を測定する。スモールセコンドが搭載されていないため、クロノグラフであるにもかかわらず、3針時計としての端正なスタイルを維持していたモデルだ。

「クラウン クロノグラフ」にオマージュを捧げた「プレザージュ スタイル60’s」に新色登場
今回発表された「プレザージュ スタイル60’s」の新作は、この名作の意匠を現代に再解釈したものだ。緩やかにカーブしたベゼル、面取り加工されたインデックス、剣型の大胆な形状の針など、クラウン クロノグラフに対するオマージュが随所に見られる。加えて、6時位置には日付表示が配置され、ダイアルに対称性をもたらしているのだ。なお、このモデルはクロノグラフモデルではなく3針モデルである。

SARY267
セイコー「プレザージュ スタイル60’s」Ref.SARY267
自動巻き(Cal. 4R35)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径39.5mm、厚さ12.0mm)。5気圧防水。7万3700円(税込み)。2025年5月23日発売
ダイアルはドーム型のハードレックスガラスで覆われ、色調は1960年代のファッションやインテリアに見られた柔らかなパステルカラーを想起させる。アイスグリーンのRef.SARY265、シルバーバイオレットのRef.SARY267、ゴールデンイエローのRef.SARY269の3色展開で、レトロな雰囲気に洗練された現代的ニュアンスを添えたものだ。

3モデルともケースはステンレススティール製で、直径39.5mm、高さ12mm。5気圧防水性能を備え、裏蓋はトランスパレント仕様。ムーブメントは自社製自動巻きムーブメントCal.4R35で、約41時間のパワーリザーブと秒針停止機能を有する。

SARY269
セイコー「プレザージュ スタイル60’s」Ref.SARY269
自動巻き(Cal. 4R35)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径39.5mm、厚さ12.0mm)。5気圧防水。7万3700円(税込み)。2025年5月23日発売
Ref.SARY265とRef.SARY267にはステンレススティール製ブレスレットが装着されており、Ref.SARY269にはレザー製ストラップが付属する。

パルミジャーニ・フルリエの新しいトリック クロノグラフ ラトラパンテの所感

最近、私は新しくデザインされたパルミジャーニ・フルリエのトリック プティ・セコンドを見てきた。この時計はブランドのオリジナルコレクションに属するタイムオンリーウォッチであり、今年のWatches&Wondersで再解釈されて復刻した。しかし、展示会で発表されたのはこのスモールセコンドバージョンだけではない。ブランドはラインナップをさらに充実させるために、新しいスプリットセコンドクロノグラフも発表した。

初期のトリックコンプリモデルは市場ではまだ過小評価されているが、中期のクロノグラフは2次流通市場で高い価格を維持しているのは事実である。トニー・トライナが、チャールズ国王の“コレクターズチョイス”としてゼニスのエル・プリメロムーブメントを搭載したトリック クロノグラフについて書いたときから、私はこれらの時計に注目し始めた。シャネル時計スーパーコピー 代引きつまりトリックをクロノグラフとして捉えるなら、“メモリータイム”(リッチ・フォードンの記事はこちら)と比較しても、この時計はぴったりなのだ。しかもこの時計はブランド外のムーブメントではなく、マニュファクチュールムーブメントを搭載しているのでさらに優れている。

Parmigiani Toric Chronograph Rattrapante
新しいトリック クロノグラフ ラトラパンテ ローズゴールドは、同ブランドのトンダ PF スプリットセコンドクロノグラフや以前のトンダ クロノール アニヴェルセールにも使用されているCal.PF361ムーブメントを搭載。このムーブメントは18Kローズゴールド製で、高振動数(3万6000振動/時)で動作し、スプリットセコンド用のダブルコラムホイールを備えている。ムーブメントのサイズは比較的スリムな30.6mm径×7.35mm厚で、約65時間のパワーリザーブを持ち、サテン仕上げのオープンワークと手作業で面取りされたブリッジが特徴だ。時計は3時位置に30分積算計、9時位置に12時間計、6時位置にスモールセコンドを配置している。

Parmigiani Toric Chronograph Rattrapante
以前ローガン・ベイカーは、“これは世界で最も過小評価されているスプリットセコンドムーブメントではないか”と尋ねたことがある。スプリットセコンドクロノグラフ自体非常に珍しいため、その評価は難しいところだ。資金不足のブランドにとって、トゥールビヨン、永久カレンダー、さらにはミニッツリピータームーブメントを購入することはスプリットセコンドクロノグラフよりもはるかに安価である。IWCはRef.3711 ドッペルから最新バージョンに至るまで、バルジュー7750を改良してスプリットセコンドクロノグラフに変えていた。ハブリング²も比較的手頃な価格のラトラパンテを実現している。しかしそれ以外での選択肢は少なく、どちらのクロノグラフムーブメントもパルミジャーニほど優雅にデザインされておらず、スケルトン化もされていない。

Parmigiani Toric Chronograph Rattrapante
トリックとトンダを区別するのは、そのデザイン哲学と系譜である。ブランドが今年トリックを復刻したと述べたが、“復刻”という言葉はパルミジャーニが行ったことを正確に表していない。過去の記事でも触れたように、パルミジャーニはトリックのデザインで過去を振り返るのではなく、ドーリア式円柱にインスパイアされたフルーテッドベゼルや“トーラス”ジオメトリーのような、いくつかの重要なデザイン要素だけを残している。

Parmigiani Toric Chronograph Rattrapante
ダイヤルはプティ・セコンドと同様に、手作業でグレイン加工された18Kゴールド製で、“ナチュラルアンバー”仕上げのバラ色がかったブラウンの色合いが特徴だ。またダイヤルはフラットではなくシェヴェ加工され、エッジに向かって傾斜し、ケースと風防の自然な形状にマッチしている。サブダイヤルも滑らかに面取りされ、18KRGのアプライドインデックスが手作業で植字されている。時・分・クロノグラフ秒針は18KRG製で、スプリットクロノグラフ秒針はロジウムメッキされており、カウンターにはスティールが使用されている。

Parmigiani Toric Chronograph Rattrapante
この時計のデザインには鋭いエッジが一切ない。私は一般的に、大胆なファセットを持つケースを好むが、ケースのデザインを滑らかにするのは難しい。それはしばしば、文字どおり過度に磨かれたようなデザインになりがちになるのだ。ただ新しいトリックは、20年前の時計のように、元の所有者が傷やへこみを取り除こうと過度に磨いたようには見えない。ただスリムでクリーンな印象を与える。

Parmigiani Toric Chronograph Rattrapante
18KRGのケースは、42.5mm径×14.4mm厚のサイズだ。スプリットセコンドクロノグラフは通常厚みがあり、このモデルも例外ではない。しかしやや短くなったラグにより、より多様な手首にフィットしやすく、またストラップがより鋭く下に落ちるようになっている。トリック プティ・セコンドと同様に、ラトラパンテもサンドゴールドカラーのハンドステッチが施されたヌバックアリゲーターレザーストラップを採用。“プント・ア・マーノ”ステッチというイタリアの裁縫技術のセンスが光る。

Parmigiani Toric Chronograph Rattrapante
新しいトリック ラトラパンテは、予想どおり限定生産モデルである。このレベルのラトラパンテウォッチを作成する技術的な挑戦は非常に高いものだろう。2024年9月に発売される際には、新しいトリック ラトラパンテを手に入れるチャンスはわずか30回しかない。価格は2128万5000円(税込)であり、RG製のトンダ PF ラトラパンテの962万5000円(税込)と比較しても妥当なラインに思える。正直なところ選ぶとしたら、毎回トンダ ラトラパンテよりも新しいトリックを選ぶだろう。おそらくそのダイヤルの品質と独自性のためだが、過去数年間のトンダ PFラインの賞賛を考慮しても、トンダは注意が必要だ。トリックが再び登場したのだから。

Parmigiani Toric Chronograph Rattrapante
パルミジャーニ・フルリエ トリック クロノグラフ ラトラパンテ。Ref.PFH951-2010001-300181。直径42.5mm、厚さ14.4mmの18Kローズゴールド製ケース、30m防水。18KRG製ハンドグレイン仕上げのナチュラルアンバーカラー文字盤、18KRG製インデックスと時・分・クロノグラフ秒針、6時位置にスモールセコンド、30分積算計と12時間計、スプリットセコンドクロノグラフ。サテン仕上げのオープンワーク、手作業による面取りが施されたブリッジ、約65時間パワーリザーブ。サンドゴールド製ハンドステッチ入りヌバックアリゲーターストラップ。世界限定30本。価格は2128万5000円(税込)